スペック上通過できないはずのベイブリッジを大潮の干潮を狙うという横浜港が編み出したウルトラC級(表現古っ!)の離れ業を使ってくぐりぬけ、横浜に初入港してきた英国(?)客船「クイーン・エリザベス」
横浜港の東口からシーバスに乗って海路、この女王様を見に行くことにしました。
出港してすぐに橋をくぐってやってきた僚船
こちらは女王様と違って橋のクリアランスには余裕がありそうですね。
みなとみらいのぷかりさん橋に近づくと新港ふ頭のハンマーヘッドクレーンの向こうにキュナード・レッドの煙突が見えてきました。
それにかぶさるように黄色と黒のマストが見えますが、この日、最後の横浜寄港を果たして新港ふ頭に接岸中の航海練習船「大成丸」のものです。
この間もなく引退してしまう、おそらくこの世で最後のタービンエンジン練習船に関してはまた改めてレポートしますね。
新港ふ頭の海上保安庁基地をまわるといよいよ大さん橋にQEの姿が…
先代「クイーン・エリザベス2」の最後の寄港から7年ぶりのエリザベス女王の名を名乗る客船の大さん橋接岸風景です。
平日の午前中、しかも出港時刻でもなんでもないのに大さん橋のくじらのせなかは見物人で埋め尽くされています。
すげ〜
これがかつて社会現象にまでなった”エリザベス”のネームバリューそしてブランド力なんですね…これがほぼ同じかたちの「クイーン・ヴィクトリア」だったらこの5分の1も人は集まらなかったでしょう。
もちろん、基本デザインや大きさがほぼ同じのP&O「アーケイディア」の真っ白な船体だとしたら10分の1も来なかったと思います。
海上観覧クルーズの「ローズ」が象の鼻から出ていきました。
赤レンガパークでわたしを降ろした「シーバス3」は入れ違いにわっつ絵画展リーダーやQooちゃんたちを乗せて出港しました
この日は横浜港の小型客船はかき入れ時…ある一隻を除いてフル稼働です。
赤レンガから万国橋に移動
ちょっと靄ってますね。
それにしてもキュナードの船と赤レンガ倉庫はよく似合います。
先日描いてアップした予想図とほぼ同じ県庁の屋上からの構図
しまった〜! 描いた絵は「飛鳥Ⅱ」の接岸写真をもとにしたもんだから、「飛鳥Ⅱ」専用のボーディングブリッジが抜けてた〜(汗)
赤レンガ倉庫を挟んでクイーン同士のツーショット
拡大してね(ふねきち風)
みなさんお上手です。
しかしよくあんなベランダだらけの複雑な船を根気よく描くものですね〜
あ、わたしも描いてるか(汗)
逆さ富士ならぬ、逆さクイーン
春一番が吹いた今日じゃなくて良かった〜
なかも外もひと、ひと、ひと
見るほうの立場からするとやっぱり入船で接岸してほしかったですね。
ま、わたしたちもクルマを駐車するときに出やすさを考えて、たいていバックで駐めるわけですからあまり大きなことは言えませんが…
船籍はカリブ海に浮かぶバーミューダ諸島の首都ハミルトン…もちろん税金天国です。
一応英国領ですから、広い意味では英国客船になるのでしょうが、ここもやっぱり税金のことはどこかに置いておいてキュナード伝統のサウザンプトンであって欲しかったですね。
ちなみにF1メルセデスチームのルイス・ハミルトンも英国人(関係ないか)
それでもキュナード・レッドの煙突をバックに颯爽とはためく英国商船旗“レッド・エンサイン”
煙突先端の排気筒は…う〜ん、大丈夫、折れてないですね。
ベイブリッジのコンクリートのかけらとかが引っかかっていなくて良かったです(笑)
大さん橋の両側の通路は人波でまともに歩けないぐらい…これも拡大してね(ふねきち風)
まるで花火大会の日のようです。
ちなみに右の隅に一部見えるレストラン船の「ロイヤルウイング」は定休日…臨時営業すればいいのにもったいなさすぎ!
駐車場のクルマも溢れています。
聞いたところだと関内駅あたりまで渋滞していたとか…
インフォメーション・カウンターのクルボンもちゃんとキュナードのファンネルのお着替えです。
キュナード絵画展のマスコットであるキュナボニア(←だんだん名前がメチャクチャになってきた)もちゃんと会場デスクで仕事してましたが、写真はめんどくさいので撮りませんでした(笑)
積み木の横浜港にも白木のQEがちゃんとCDバースに右舷接岸で停泊中
「にっぽん丸」は本牧埠頭に追いやられてしまっています。
船腹には誇らしげにCUNARDのロゴ
くじらのせなかは人で埋め尽くされています。
この写真の人の数はまだだいぶ少ないほうで、夜になって出港時刻が近づくとこのあたりはものすごいことになってました。
次回、女王様拝謁クルーズ「ペガサス」乗船篇に続きます。
よーし!明日いくぞぉ!!
こら〜ふねきち〜
仕事サボるなよ〜
ぎくっ!(*_*)
豪華客船というと、真っ先に名前が浮かぶだけあって、
多くの方が見に行ってましたね。
ずらりと並ぶ広いバルコニーに、
あれがスイートか〜!!(◎_◎;)
とか、
黒も風格あって良いかも!
とか、思いました。
横浜乗船とおぼしき、
荷物をカートに乗せた方々が大桟橋の入り口かなり手前から並んでいて、びっくりしてしまいました((((;゚Д゚))
こんばんは〜
3/17(月)夕方に寄れる予定でしたが、呉での作業が一日延びてしまい会えませんでした・・・
こんばんは、初めましてではなく5年ほど前にもコメントさせてもらいました、エリザベスの夜中入港の後に絵画展を拝見しました、どれもすばらしい物ばかりでした。バーニングアートなんかすごくいいですね、あのルシタ二アのような船が現在も存在してればいいな・・・なんて想ってしまいました、ノートにもコメント書きましたが手がかじかんでて汚い字ですいません。
3代目も2代目のように横浜港常連になってくれるんでしょうか? でも夜中ばかりはこまるんですが・・・
おはようございます
ローズが写っていますね
朝1番の10時のでしたらば 私がいるはずなんですが どこに立ってたか覚えてなくて^_^; 途中下のデッキで 海面近くから見上げようと思い 下りましたので^_^;
ローズ前に 少し歩きましたが なんと
新港ふ頭の護岸工事の台船とクレーン積んだのが とろとろ目の前に^_^; で、 れいのあそこから見たら船尾にクレーンが被りましたね ああ〜〜残念
県庁も見てきましたが新庁舎側は 農協で無理だとあきらめて登らず
観覧車やランドマークからも霞んだ春の空気でしたので 行きませんでした
QEの到着で大賑わいの大桟橋、1975年のQE2初来航を思い出しました。QM2の初来港には乗れましたが、今回のQEは乗り損ねました。さてさて、QEはスイートはたったの100室位しか無く各デッキの真中の出っ張っているところのPrincess Suite classと、バルコニーがずらっと並んでいる一番上のデッキ8の下のデッキ7に出っ張っているところのスイートの左右にバルコニーが広い部屋のQueen suite calssと船尾の全室がQueen suite class船室だけで、ずらーーと並んでいるバルコニーはほぼ全部「最下位」クラスのただのバルコニー船室です。しかも船首にはQM2と違いスイートは1室もありません。
かっくんさん、ということです。ジェームス
かっくん、すごい人出でしたね。とても平日とは思えません。
みんな有休を取ってきているのでしょうか?
としっぺさん、それは残念
でもまた来年も来ますのでお楽しみに
つよぽんさん、絵画展に来ていただきありがとうございました。コメントも拝見しましたよ。
この船、来年も3月18日(水)に横浜にやってくるようです。
今度はどうやら朝の入港&夕方出港になりそうです。
yuさん、10時25分の赤レンガ着ですから「ローズ」に乗っていたのでしょう。
たしかに少し靄がかかっていたので遠くからの撮影は厳しかったですね。
ジェームスさん、1975年の時より大さん橋がずっと広いのでスムーズに人が流れていましたが、あの時に匹敵する人の数だったような気がします。
スイートの解説もありがとうございました。QM2と違ってカーニバルの標準船体ですから仕方ないのかも…
Punipさん
カーニバルの標準船体とは上手いこと言われますね。
QVもArcadiaもQEもほぼ同じですからね。
その点QM2は頑張ったと思いますよ。
来年は乗って横浜に流れ着くように努力します。
もちろんバルコニー付きの最下位クラスですが。。。
ジェームス
ジェームスさん、QM2はなんだかんだ言われてもカーニバルの船とは一線を画す、かつてのオーシャンライナーの最後の生き残りなのかも知れません。
あの船がなければ“キュナード・ライン”ではなく“キュナード・クルーズ”になっちゃうかも(笑)
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