さて、帆船「みらいへ」の東京湾セイリングもいよいよ大詰め
おまちかねのバウスプリット渡り
あそこに見えるバウスプリットという船首に突き出た帆船特有の太い柱の先端まで行って戻ってくるという、一種の肝試しみたいな体験にチャレンジです。
危険を伴うので入念なレクチャー
キャップ型のヘルメットをかぶって、ハーネスを付けて、と
いよいよ出発!
握っていい部分も指定されます。
わたしの前を行くのは「一番最初に行きたいひとは?」とおねいさんに言われて真っ先に「はーい」と言って手を挙げた元気のいい小学一年生の女の子
その後ろも女の子
こども相手だとやたら闘争心を燃やす大人げないわたしがそのあとに続きます。
「大丈夫ですからね〜 ゆっくり来てくださいね〜」とクルーのおねいさんが優しく微笑みかけてくれます。
しかし、海面まではおよそ4〜5m、しかも船は走っています。
そりゃ急げませんわなw
しかも、一番狭くなったおねいさんのところでバウスプリットの反対側に移って戻るのですが、柱の下の網の部分を潜り抜けるか、不安定な柱の上を乗り越えて移るかのどちらかの選択を迫られます。
前のこどもは下を潜り抜けてさっさと行ってしまいました(-_-;)
振り向くと、すでにわたしの後ろは渋滞が起きています。
うわ〜 どうしよう、落ちたらシャチがいるかもしれない東京湾だぞ〜(本当に今年の5月にシャチの群れが東京湾に現れました)
結局、ビビりのわたしはバウスプリットの下をくぐるのを選択しました(;_;)
弱っちいですね〜
だいぶ戻ってきました。
やはり後ろを振り向くとこんな感じ
わたしの後ろの女性は勇敢にもどうやらバウスプリットをまたいで通過する様子
くっそ〜(;゚Д゚)
網の間から手を伸ばせば神話のヤマトタケルをモチーフにした船首像(フィギュアヘッド)に触ることが出来ます。
はぁ〜 やっと戻ってきました。
怖かったけど、楽しかった〜♬
そんなわけで全員無事にバウスプリットを渡り終えて、「みらいへ」は進路を横浜港に向けて走り出しました。
次回、感動の最終回、横浜入港編に続きます。
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