世はまさに春! 桜の季節がやってきました。
お花見というと普段は地元の昭和記念公園とか、狭山公園とか、遠くまで行ったとしても吉祥寺の井ノ頭公園あたりと多摩地区で済ますことが多かったのですが、今回は東京は下町の深川界隈、大横川の桜を眺めようと門前仲町にやってきました。
黒船橋の乗船所ではこんな看板も出ていて否が応でも雰囲気が盛り上がります。
でも天気は薄曇りで今一つ…
乗船場には色とりどりの大漁旗がたなびいて、この川を周遊する和船が何隻もいました。
でも…肝心の桜は…
ご覧のとおり、せいぜい二分咲きか三分咲きがいいところ
うちの近所はもう七分咲きぐらいまで行っているのに、同じ東京でも場所によってずいぶん違うものなのですね〜
でも見ているとどんどん貸切のお花見クルーズの船がやってきます。
ここの乗船場からも和船が数隻と、昨年スカイツリーのふもとから東京パナマ運河クルーズで乗った金魚船「がれおん」が出ているのですが、どれも予約でいっぱい
桜もまだまだだし、天気も花曇り、しかも船にも乗れないなんて〜
ここでだいぶテンションが下がってしまったのは言うまでもありません。
それでも川沿いを歩いていると次から次へといろいろな小型遊覧船が花見クルーズでやってくるので船好きとしては十分楽しめました。
この「みづは」なんかも黒一色で実に渋いですね。
この枝はこのあたりの桜ではかなり咲いているほう
普段のこの場所でこんなにたくさん船が浮かんでいる光景なんてまず見られないでしょうね。
川下りの船としてはかなり大型の船も通過していきます。
どうやら日本橋を発着しているみたい
でもどうせならこちらの和船に乗りたいですね。
エンジンで走るのと櫓をこいで進むとではお花見の雰囲気はまるで違います。
ま。春らしいと言えば春らしい風景
二挺の三味線で新内流しを演奏している和船も通過しました。
いいなぁ〜 江戸情緒たっぷりヽ(^o^)丿
ライフジャケットが邪魔だけど…
乗船場のある黒船橋よりも少し上流のこの巴橋の向こうは四分咲きか五分咲きぐらいまでにはなっていました。
こんな屋根のない屋形船みたいのも通過…たのしい〜
いや〜東京下町の河川にはずいぶんいろんな船があるものなんですね
調べてみるとこれらの大半が貸切チャーターなのが残念なところではあります。
ついでにダメもとですぐ近くの東京海洋大学のキャンパスにある保存帆船「明治丸」に行ってみましたが、やっぱり桜はダメでした(~_~;)
わたしが大さん橋の絵画展で描いた作品のような構図を撮れるかと少しは期待していったのですが、残念ながらこんな感じ…あと一週間かな?
でもこの日は桜まつりに合わせて船内公開もしていたのでリニューアル後のこの船の内部をじっくりと見てくることが出来ました。
この後は初めて東京港に来航したプリンセスクルーズの「シー・プリンセス」を見に行き、さらには有明のフェリーターミナルでオーシャントランスの新造フェリー「フェリーびざん」の出港を見送るというなんとも濃い一日を過ごしました。
このあたりの様子はまた改めてリポートさせていただきますね。
コメントを投稿する
コメントを書く