クリスタル・クルーズ、「クリスタル・シンフォニー」のドライドック改造に1,500万ドルを投資

クリスタル・クルーズは、2012年6月に1500万ドルの大規模な乾ドック・プロジェクトに着手する予定です。このプロジェクトでは、クリスタル・シンフォニー号のいくつかの特徴的なスペース（アベニュー・サルーン、パームコート・ラウンジ、ギャラクシーショールーム、ハリウッドシアター、ブリッジラウンジ、ファンタジア＆ウェーブス・エリアなど）が改装される予定です。超高級クルーズであるクリスタル・クルーズは、ゲストに愛される各スペースの気鋭の雰囲気はそのままに、これらのスペースをスタイリッシュでモダンなデザインに一新する予定です。このプロジェクトは、クリスタル・クルーズの船舶に対する継続的な投資の一環であり、同社は過去2年間に5000万ドル以上を費やして改装や改良を行っています。

人気のピアノバー「アベニュー・サルーン」は、LAのKNAデザインのカーク・ニックスによって、そのトレードマークである親密で「クラブ」的な外観が強化される予定です。座席数の増加、真鍮タックのソファ、赤い壁の大きなソファなど、アップデートされた特徴は、バーエリア、石と木のバートップ、エッジライト付きのガラス棚が刷新されることだそうです。また、船内のパノラマラウンジ「パームコート」は、ヤシの木や籐の家具などの象徴的な特徴を残しつつ、オーシャンビューを最大限に生かした現代的で洗練された空間に生まれ変わる予定です。KNAデザインは、このスペースの改装も担当し、バーとダンスエリアの拡大、より広いスパイラルデザインのダンスフロア、シャルトルーズ、アクア、グレー、アイボリーなどのカラーパレットを一新します。

ギャラクシーラウンジは、クリスタル・シンフォニーのメインシアターで、ライブパフォーマンスやブロードウェイスタイルのミュージカル作品に使用されます。新デザインでは、スターバースト照明やカーペット、夜空をイメージしたクリスタルの壁面パネルが採用されます。また、モヘア調の椅子やソファ、カクテルテーブル、バンケット下のアンビエントライトなど、洗練された雰囲気に生まれ変わります。