ホーランドアメリカライン、次期ピナクルクラスシップに「ms Nieuw Statendam」を発表

ホーランド・アメリカ・ラインは、2018年秋に引渡しを予定している次期ピナクルクラスの船名を「ms Nieuw Statendam」とすることを発表しました。この名前は、ホーランド・アメリカ・ラインの歴史上、Statendamの名を冠した6隻目の船となることから、同社の過去を称えつつ、未来を見据えたものとなっています。本船はイタリアのフィンカンティエリ社マルゲーラ造船所で建造され、今夏に着工する予定です。

Nieuw Statendamは、姉妹船ms Koningsdamと同様に、クルーズ会社にとって新しいクラスの船となります。総トン数は99,500トンで、2,650名のお客様をお迎えする予定です。コニングスダムで導入された革新的な施設のほか、新造船でデビューするユニークな新コンセプトの施設も設置される予定です。また、船内のデザインは、コニングスダム号のデザインを担当した著名なホスピタリティデザイナー、アダム・D・ティハニーが担当し、いくつかのパブリックエリアはビョルン・ストーブラーテンがデザインする予定です。

Statendamの最初の船は1898年に就航し、その後Statendamの名を持つ船は5隻存在します。新しいms Nieuw Statendamは、これまでのStatendam船の豊かな歴史と伝統を維持しながら、ホーランド・アメリカ・ラインの船隊に美しく加わることになりそうですね。