国産の食材のイタリアンスペシャルディナー
飛鳥II A-styleクルーズのお楽しみの一つ、2日目の夜のディナーはゲストシェフによるスペシャルディナー。
2019年A-styleクルーズ〜春彩〜のゲストシェフは、東京・南青山リストランテ・アクアパッツアの日高良実シェフでした。
メニューの片側には今宵のお料理に合うであろうおすすめワインのメニューがありました。
1stシーティングの食事開始時は窓の外の美しい夕焼けの特典付き!ダイニングレストランの扉が開く前から窓際お席が狙われています。
ちょっと頑張ったのですが窓際席は取れず…それでも外はよく見えました。
アペタイザー
タスマニアサーモンと野菜のテリーヌ
緑のグラデーションが清涼感を引き立てる、白ワインが合いそうな前菜。サーモンも肉厚で食欲がグググっと増した一皿でした。
和歌山産 鮎のコンフィ
『コンフィ』は油脂の中で低温で煮るフランス料理の調理法。日高シェフはフランス料理からイタリア料理に転向されています。外側がカリっとしていて中はふんわり。
「鮎は頭から丸ごとどうぞ」との説明でしたので全ていただきました。内臓の苦い部分も全体のスパイスでした!緑のソースはキュウリで爽やかな味に。
パスタ
燻製した宮崎産 飛魚のジェノベーゼ
香り豊かなジェノベーゼソースがくるくるパスタ全体に絡み付いた香り豊かなパスタ。飛魚は視覚・食感共にパスタに同化していたので単体を認識することはできませんでしたがお代わりしたいパスタでした。
フロム・ザ・シー
熊本産 真鯛のアクアパッツア飛鳥風
パラフィンに包まれて出てきた、店名と同じお料理『アクアパッツア』。真鯛のプリプリ感とトマトの酸味、魚介スープ…美味しいに決まってる!食事途中の汁物は苦手ですが、量がちょうどよく、パスタ味がリセットされちょうどよかったです。
メインコース
黒毛和牛フィレ肉のロースト チーズと玉ねぎ
ソースの描き方が独特。フィレ肉の柔らかさが絶妙…本当に美味しい〜。外国船では食べれない柔らかさレベル!小さく見えますが食べごたえは十分にありました。
デザート
モンテビアンコ
『モンテビアンコ』とはイタリア語で「モンブラン」という意味。
見た目もあのスィーツ「モンブラン」なのですが、下の方がサクサク、カリカリの「何か」(笑)があってモンブランのクリームとサクサク・カリカリのその「何か」が口の中で唾液を出しまくる程に美味しい!
自分ではコースの後にスィーツは食べない派なのですが、「飽きるまでずっと食べていたい」と思う程でした。
コースは以上で全部ですが、途中で配られるパン類、今回はイタリアンだったのでフォカッチャもあったのですが「包んで持って帰りたい」程にフワッフワでほんのり温かい!全体的のそれぞれのお料理の量が多くないのでフォカッチャを食しても大丈夫でした。
A-styleスペシャルディナーの感想
お野菜類は歯ごたえがあって匂いもしっかりあって「美味しい野菜を食べてる」という実感が強くありました。
鮎のコンフィのきゅうりソースは意外な組み合わせで、下船後1ヶ月近く経ちましたが強烈な印象を未だに持っています。
前夜の総料理長のお料理が「繊細」な感じに対し、この日のスペシャルディナーは「骨太」さを感じました。メニューに書いてあるお料理名が「想像のままお皿に乗って出てきた見た目の安心感」と「それを上回る美味しさ」に大満足でした。
イタリアン大好き、でも味は保守的な母親も満足していました。
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