上記はコスタの客船に乗船すると、わたされる二枚のカードである。
必要な情報はすべて裏に記載されている。
一枚目は、コスタクラシカの乗船カード。二枚目の赤は避難訓練カードであり。
避難訓練時には持参する。
Take it with you durance Emergency Boat Drill
裏面には、名前、客室番号、避難集合場所などがかかれている。
そして避難訓練。
※実際のコスタの避難訓練
この記事書く理由。ある他のブログ
不思議だったのは北米のカリブ海クルーズですと米国政府のコーストガードの規制からか出帆前に、乗客の避難訓練終わらないと出港出来なかったのに、地中海クルーズは規制がないのか?
今回の事故では、イタリアのチビタベッキア出港の3時間後に発生している。
そして、この避難訓練はされていないとの報道されている。
何故なのか、実は乗船が夕方の場合は当日は行われない事が多いが
今日はコスタの特殊事情について経験を述べてみたい。
今回の事故の航海は、私の乗船した「中国2ヶ所寄港、韓国2ヶ所寄港」と同じく
エンドレス航海なのである。
今は掲載されていない、コスタのホームページによれば、この航海は
チビタベッキアで乗船できるし、サボナ、マルセイユ、バルセロナでも
乗船できる。だからキャビンの空きがすくなくPROT PRICEを保持できる。
山手線で例えれば、渋谷で乗った人は一周して渋谷で下りる。
新宿の人も秋葉の人も一周して、乗った駅で下りる。
これでは、乗船後すぐには、避難訓練できない。
乗船した港より一回りで終わるエンドレス航海、各港で乗る人、降りる人が
いるわけである。
これでは、乗船24時間以内の避難訓練は、無理、多分寄港地到着が午後の
時、午前を非難訓練にあてるのであろう。
私の時は、上海で乗船。たまたま次の日が終日航海だった為、次の日の
訓練となった。〔24時間以内〕
上海→終日航海〔避難訓練〕→仁川→青島→済州島→上海
しかし私以外の日本人は、すべて仁川より乗船の為、非難訓練が
下船一日前になる。
したがって今回もいつ避難訓練をしたかは不明だが、この点は、一部
不適切であったに違いない。
しかし避難訓練がこの事故の大きな原因ではない。
何回が船に乗れば、救命胴衣のつけ方はわかるし、客室のドアの
内側には、集合場所が朱書きで記載されているし、クルーズカードにも
記載されている。
今回の最大の問題は、実際の非常時にクルーも情報混乱をきたし、非難
誘導が適切にできなかった事にある様に思える。
実際にクルーは訓練通り動いていない。これはキャプテンの問題もある。
やはりクルーの訓練、落ち着き冷静が一番重要と思う。
しかし衝突がはげしければ、2006年の大型船にも大きな穴があき、転覆
沈没する。
今懸念されるのは、今回二ヶ月の猶予があったが、とうとドック入りしないで
神戸に係留されている。ピースボート、オセアニック。
船体にクラックがあり仮の修理で航海を続けている。
http://ameblo.jp/wanderer820/archive1-200906.html
こわい事と思う。これ以降ピースボートはアメリカに立ち寄れなくなった。
船の事故の確率はきわめて低い。
しかしコスタはここ二年三度の事故をおこしている。
是非安心安全を徹底願いたい。
ましてドックを長年パスするピースボートは論外である。
クルーズ船の避難訓練
コスタ コンコルディアからのの避難遅れの原因
危ないピースボート
コスタクルーズは事故続き
年末神戸ルミナリエを見に行き観光船に乗ったらピースボートの船が、
ちょっと驚きでした。
豪華クルーズ船が転覆とは考えませんですね。
コスタは、どうなのでしょうね?
そこそこしっかりしていると
思ったのは、間違えのようですね。日記のような
流れですと問題は、今回の船だけじゃなさそうですね。
ito**7様
パナマ船籍なので、法的ドック義務はありません。
こまった危険な船と思います。そんな訳で世界一周と歌いながら
アメリカには入国しません。
整備不良船なので。
shooter様
コスタは事故が多すぎます。
クラシカも上海で貨物船と衝突しています。ひどいです。
責任原因は、船長でなく、会社にあると思います。
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