JTBは6月25日、来たる2020年東京オリンピック開催期間中に横浜港にサン・プリンセスを長期停泊させ宿泊施設利用する「ホテルシップ」を実施することを発表した。(引用:産経ニュース2018.6.25)
ホテルシップの主な概要
ホテルシップ名:サン・プリンセス(総トン数77,441トン)
期間:2020年7月23日〜8月9日
場所:横浜市中区 山下埠頭
販売会社:JTB
販売開始時期:2019年春以降
宿泊料金:2泊3日で7万円台(窓なし内側ツイン)〜60万円台(スィート)
*いずれも2人1室の1名の価格
*五輪・パラリンピック競技の観戦チケット付きになる可能性も
宿泊代金に含まれるもの:宿泊料・食事代・ショー鑑賞代
宿泊代金に含まれないもの:アルコールなどの飲料や一部有料レストランの利用料金
その他:船内のカジノ・免税店は利用できない
ホテルシップの利用とあってもクルーズでの内容とほぼ同じでしょうか。停泊中のためカジノや免税店は利用できないのも同じですね。
JTBはこの前年、来年2019年4月から98日間のサン・プリンセスをチャーターして世界一周クルーズの予定となっています。
関連記事:サン・プリンセス世界一周クルーズ説明会1申込み状況は?|何故サン・プリンセスなのか?
横浜市内での五輪競技会場は?
横浜スタジアム 野球・ソフトボール
横浜国際総合競技場 サッカー
開催地周辺の宿泊施設の不足解消目指し、JTBと横浜市は連携し、山下埠頭を中心に五輪・パラリンピックの雰囲気が楽しめるイベントを計画するという。
今年4月に訪れた時の山下埠頭の様子です。囲いがしてある建物は解体途中でした。山下埠頭もこの先大型船が停泊できる港になる予定なので不当周辺も変化していくと思われます。
関連記事:【news】横浜市クルーズ船の受けを入れ強化へ|超大型客船を優先的に着岸できる岸壁の配置計画
MSCリリカも五輪時ホテルシップに
2020年東京五輪・パラリンピック時のホテルシップとして協議対象者に選定されたMSCリリカ(総トン数:約6万トン)は東京・新木場近くの15号地木材ふ頭で受け入れることになったニュースは4月末に出ていました。
関連記事:【news】MSCクルーズ|2020年ベリッシマを日本に配船|リリカは東京五輪時にホテルシップに
サン・プリンセスの客室は1,011室以上、MSCリリカは992室ということで2船合わせても2,000室ということで五輪・パラリンピック時の宿泊施設不足がこの2船で解消された…とは思えませんので、まだこれからホテルシップが追加される可能性もありますね。
ホテルシップが停泊する港周辺のアクセスや環境なども横浜港はかなりピッチを早めて整えてくるのではないでしょうか。
今建設中の東京新客船ふ頭ターミナルビルも2020年に完成予定ですのでこちらにも大型船がホテルシップとして停泊する可能性もありますね。
コメントを投稿する
コメントを書く