6月27日にニュースリリースが発表されたコスタクルーズの新造船『コスタ・ベネチア』の日本発着JTBによるチャータークルーズの説明会がその3日後に行われたので参加してきました。
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関連リンク:『東京発着 コスタ ベネチアで航く! 憧れの台湾・鹿児島クルーズ 8 日間』6月27日発表 JTBニュースリリース
最近クルーズのイベントも行われる説明会の会場となったJR新宿駅上の『ルミネゼロ』。入り口がわかりづらいという噂ですが、バスタ4Fからでもすぐに行けました。
会場フロアの中庭、清涼感漂います。
JTB旅物語(たびものがたり)の海外旅行大説明会
この日はJTB旅物語の海外旅行大説明会が行われており、コスタベネチアのクルーズ説明会はその中の一部ということが会場に行ってわかりました。会場は各海外旅行ツアーごとの入れ替え制のようでした。
コスタベネチアの説明会には約260名入りの会場の8,9割の席が埋まるほど人が集まりました。想像以上の人数でした。
この日の説明会は80分で下記の目次で行われました。
1.クルーズの魅力とコスタクルーズ
クルーズライター 上田寿美子さん
2.コスタベネチアとは
コスタクルーズの方からの説明
3.旅物語チャータークルーズについて
JTBの方からの説明
4.Q&A
上田さんが語るクルーズの魅力とコスタクルーズ
テレビでもお馴染みのクルーズライター上田寿美子さんのクルーズの魅力についてお話しされる時いつもクルーズ船とは「動くオーシャンフロントホテル」と表現されます。私も人に聞かれたときに最近はそのまま答えます(笑)。
移動の便利さ、ホテルのような快適さ、移りゆく美しい景色、古人のように海から街へ移動できる、船上での(基本の)料金は全て込みなのでお財布の心配もなくおおらかに過ごせる…などはまさに納得です。
また「同じ目的地に向かう乗船客との仲間意識が高まり出会いもある」とおしゃっていらっしゃいました。
まだこの点は私たちは十分に堪能する域にはいませんが、上田さんの著書によると『クルーズの7割は一人旅』(現在もそうなのかは不明です)とのことなのでそう思われるのでしょう。
上田さんが語るコスタクルーズの魅力
昨年からコスタクルーズの一つ、お馴染みのコスタネオロマンチカ が本格的に外国船として日本発着クルーズを行い、今年からは通年での日本発着クルーズを行なっています。
「コスタネオロマンチカは『1泊1万円台〜大人2名だと同室子供2人は無料』というコスパの良さとカジュアル船ならではの気軽さが日本にもたらした影響は大変大きく、コスタネオロマンチカが日本の”クルーズ船”のハードルを下げたきっかけの船」とおしゃっていました。
確かにクルーズ船=豪華客船=高いのイメージを打ち破った船だと思いますし、普通に日本各地と海外旅行に行くより断然安いですものね。好みは別れるとは思いますが、少なくとも私たちは夫婦は「リピートしたいクルーズ船」ではあります!
それと、コスタネオロマンチカ はかなり色々日本発着のコース内容や船内の飲料システムなど試行錯誤して集客努力がみえるので「頑張ってほしいな〜」という気持ちはあります。
上田さんが語る「コスタクルーズとキュナードの関係」
上田さんが取材でのあるエピソードを披露して下さいました。
コスタクルーズとクィーン・エリザベス、メリー、ビクトリアを運行するキュナードラインは同じカーニバルクルーズラインの子会社であるので、クィーンエリザベスの日本発着クルーズを本格的に導入する前にコスタネオロマンチカで日本市場の動向をした後に満を持しての日本導入という計画である、というお話をカーニバルクルーズラインの会長から直々に聞いたそうです。
なるほど〜。そういうことならばコスタネオロマンチカの色々な試行錯誤は納得できます。そしてその甲斐があって2019年・2020年の4月〜5月日本発着のクィーンエリザベス のクルーズが実現したのですね!
コスタベネチアのテーマは『ベネチア』
只今イタリアで建造中のコスタベネチアのデザインテーマは『ベネチア』ということでサンマルコ広場を模したメインロビー、マルコポーロと言う名のメインダイニング 、カジノはベネチアなど、ベニスの街・世界観を船上に再現!とのことでした。
仮面をつけてのベニスのカーニバルのイベントも開催されるようですが、コスタクルーズの方曰く、現在運行中のコスタネオロマンチカでも同様イベント行なっていますが、コスタベネチアではそれ以上のカーニバル感だということでした。
どんな感じ?より濃いということでしょうか?
ミシュラン3つ星シェフとのコラボレストランも!
船内にはメインダイニング 、ブッフェレストランの他に和食、中華などを含むスペシャリティレストラン&カフェが14種類、バー&ラウンジが6種類あるとのこと。
スペシャリティレストランの本格イタリア料理”カサノヴァ”ではミシュラン3つ星シェフ ウンベルト・ボンバーナ氏によるコラボのお料理が食べられるということでした。
イタリアDOP(保護指定原産地呼称)、原産地が明確な商品に政府のお墨付き食材を使ったピザなども食べられるレストランもあるということです。
船内の施設など
あったらいいのにと密かに思っていた全天候型・開閉式屋根付きプールがあるようです。水着持って行っても外プールだけだと入れない時があるのでこれは「いいな」と、思ってはいたのですがCGで見る感じ、プールは船の大きさから見ると小さめの印象です。
その他にはアスレチック、シアター、オープンデッキ、スパなどはコスタネオロマンチカにおなかったり、違う雰囲気だったりのイメージでした。
コスタベネチアのクルーズ説明会の感想
コスタベネチアに関しては「現在造船中」とのことで、あまり詳しい内容が聞けなかったのかかなり残念でした。
ほとんど、ニュースリリースやwebパンフレットに記載されていることを読み上げるだけに止まり、またクルーズ説明会の後に申し込み予約も今回は事前に聞いたと聞いた通りに「なし」とのことでがっかりでしたが、まだ誰も乗船したことのない、しかも建造中の船なので「仕方ないか」とも思いましたがせっかく足を運んだので何か特典があっても…。
コスタベネチアの申し込み方法
2018年7月10日10:00から一斉電話予約のみ(web予約は8月から)とのことです。
コスタベネチア専用ダイヤル
0570-03-8880または03-6902-5530
JTBサイト:コスタベネチアで航く憧れの台湾・鹿児島クルーズ8日間
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