コスタベネチアの姉妹船新造船『コスタフィレンツェ 』
コスタクルーズの新造船『コスタフィレンツェ』が現在建造中であることを2019年5月6日に発表されました。
新たな新造船『コスタフィレンツェ』は2020年10月1日に処女航海を予定し、ヨーロッパクルーズを終えた後中国配船の予定。既に予約は開始されています。
コスタフィレンツェの処女航海は、イタリア・トリエステからサヴォーナ、バーリ、バルセロナ、マルセイユ(5〜7日間/3週間)となり、その後中国(香港)への51日間のクルーズが予定されています。コスタクルーズは2023年までに7隻増船する予定とのことです。
コスタフィレンツェ のデッキプラン→Costa Firenze deck plans
↑映像を見ましたが、ほぼほぼ『コスタベネチア』で下。姉妹船ということですからおそらく大きさや船内もほぼ同じなのだと思います。
(↑コスタフィレンツェのソラリウムもほぼコスタベネチアと同じです:画像引用Travel Agent CENTRAL)
全てのキャビンデッキにセルフランドリーの設置
コスタベネチアには船内施設としてコスタフィレンツェの船内には、客室デッキにセルランドリーが設置されるということです。
各洗濯室には2〜3台の洗濯機、2〜3台の乾燥機、1台のアイロン台、アイロンが設置されていて全てクルーズカード(コスタカード)を使用しての操作となるようです。船が港に停泊中の間は洗濯機は使用できず、ドライヤーとアイロンだけが使用できる、ということなのですが結構細いことまでもう決まっているのですね。ランドリーの使用はおそらく有料ではないかと思われます。
コスタクルーズ日本・中国市場にどう迫る?
コスタベネチアと同様にコスタフィレンツェも中国市場のために設計されたクルーズ船ということですが、他クルーズ会社の中国市場での競争激化による撤退も相次ぐ中、新たな大型クルーズ船の需要はあるのでしょうか?
日本人客に対してのアプローチは?
「現役世代ファミリー層のターゲットを広げるために、フライアンドクルーズ、沖縄・那覇発着クルーズ、短い日程でのクルーズなどを予定している。休日を取りにくい世代に対して日数の短縮やアクセスも容易にし、『クルーズ旅行は楽しい』と思えるような内容を提供したい。(コスタグループアジア社長 マリオ・ザネッティ氏)
中国人客に対してのアプローチは?
「中国人のクルーズ旅行客は年5〜10%増加しており今後の成長も見込んでいる。クルーズ旅行の内容は変化しており、クルーズ利用客の要望に応えていきたい。」(同氏)
2020年夏に日本周遊クルーズも(コスタベネチアで?)ウラジオストク、韓国・束草など3カ国を巡るプランの新設計画中とのこと。
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