横浜の新しい埠頭他商業施設、ホテルなどの名称と開業予定日が発表されました。いよいよ今秋から新しい客船ターミナルのお目見えです！
今秋開業！横浜ハンマーヘッド
施設名称：横浜ハンマーヘッド
客船ターミナル：新港ふ頭客船ターミナル(2019年11月4日開業)
ホテル：インターコンチネンタル横浜Pier8(2019年11月開業)
商業施設：ハンマーヘッドSHOP&RESTAURANT(2019年10月開業)
公園：ハンマーヘッドパーク(2020年3月下旬開業)
施設コンセプト
3方向を海で囲われている海上立地。陸から開放感が広がる海が見渡すことができ、客船ターミナルからは街が非常に近い、街と陸・海・空をつなぐ海の駅「ヨコハマウミエキ」が施設のコンセプトとなっています。
商業施設、宿泊施設などの他に、コンベンションセンター、アミューズメントなどがすぐ近くにあり、また羽田空港にも近く横浜から他県へ、電車・地下鉄などで東京都心へのアクセスも充実しているので、クルーズ船乗客のみならず新しい横浜のスポットを訪れる人も増え、横浜の新しい観光スポットにもなりそうですね。
関連記事：横浜新港地区客船ターミナル(仮)見学｜Yokohama Pier9｜ヨコハマハンマーヘッドプロジェクト
ハンマーヘッドとは
今回のエリア、商業施設、公園名称に使用されている『ハンマーヘッド』とは国内初の港湾荷役船用のイギリス製のハンマーヘッドクレーンから由来されています。
(↑画像中央からやや右側にあるハンマーの形をしたクレーンのことです)
1899年(明治32年)にこの地の埋め立てを開始、1914年(大正3年)に新港埠頭の整備は完成しその同時期に我が国初のクレーンによる荷役の先駆けになったハンマーヘッドクレーン。
関東大震災での被害は免れ、その後長きにわたり活躍しましたが、1970年代以降海上貨物の主流がコンテナになるにつて、本牧ふ頭、大黒ふ頭へと外延化していき、2001年(平成13年)に88年間の貨物の積み降ろしの役目を終えました。
本来の役目が終了したハンマーヘッドクレーンですが、その約20年後に横浜の新しいシンボルとなって今秋蘇ります！
新港ふ頭客船ターミナル
横浜港は2017年7月に国際旅客拠点形成港湾に指定されたことを受けました。
公民連携の新しい形態での開発事業となり、クルーズ船の受け入れ機能の強化、宿泊施設、商業が一体化し人が集う新しいクルーズの拠点となるよう整備され、また大型客船の着岸も対応が可能となるよう公共岸壁も総延長340m、水深9.5mに変更されます。
新港ターミナル第一入港船はカーニバルコーポレーション社のダイヤモンド・プリンセスで2019年11月4日に予定されています。
関連記事：【news】横浜市クルーズ船の受けを入れ強化へ｜超大型客船を優先的に着岸できる岸壁の配置計画
カーニバルクルーズのクィーン・エリザベス、コスタネオロマンチカなどの発着も今後あるかもしれません。
インターコンチネンタル横浜Pier8(ピアエイト)ホテル
併設されるホテルはインターコンチネンタルブランドの日本初進出となった近隣に立ち、長きにわたり横浜のランドマークホテルとなっている「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」が経営と運営を手がけることになっています。
ターミナルの3〜5階部分がホテルフロアとなるようです。
世界でも数少ない埠頭という立地にあり、開放的なベイビューが広がる自慢の客室は全173室、45㎡の広さ。
ワンランク上の体験を提供するクラブインターコンチネンタル（ラウンジ等）をはじめ、レストラン&バー、パーティールーム、スパ、フィットネス、インドアガーデンなどの施設が予定されています。
ベイブリッジ、みなとみらいのビル群の夜景もさることながら、停泊している客船を眺めることもできる貴重なホテルとなることでしょう。
ハンマーヘッドSHOP&RESTAURANT
“埠頭の上でミナトを楽しむ”をテーマに、2019年6月現在25店舗の入店が予定されています。商業ゾーンのデザインコンセプトは「THE FACTORY」。
出来立て作りたてをテーマに、港の倉庫をリノベしたかのようなファクトリー空間がよりコンセプト。
1階と2階をつなぐ吹き抜け空間には海をテーマにしたアートオブジェを設置し、海での楽しさや賑わいを演出予定です。
◉スウィートファクトリー＆カフェ
・VANILLABEANS THE ROASTERY /チョコレートデザイン㈱/クラフトチョコレートショップ
・ありあけ ハーバースタジオ / ㈱ありあけ / スイーツショップ＆カフェ
・鎌倉紅谷Kurumicco Factory / ㈱鎌倉紅谷 / スイーツファクトリー・ショップ＆カフェ
◉ラーメン
・JAPAN RAMEN FOOD HALL(6店舗) / ㈱オーシャン / ラーメンフードホール
ラーメン店5店舗とバーカウンターも併設
◉カフェ
・ELOISE’s Café / ㈱ネクストレイン / フレンチトーストカフェ
・ピーターラビット カフェ / ㈱ラケル / ビュッフェ カフェ＆クレープリー
・YOKOHAMA CARAMELLABO / ㈱ウイッシュボン / スイーツショップ
◉レストラン
・（仮）CANTEEN / ㈱HUGE / ニューアメリカン、グリル＆ブリュワリー
・アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ 横浜 / ㈱バルニバービ / ピッツァ・イタリアン
・仮）Truffle beauty / ㈱ボネリート / ワイン・トリュフ
・ハングリータイガー / ㈱ハングリータイガー / ハンバーグ・ステーキ
・COLONIAL BEACH / 株式会社ラックバッググループ / シーフード 他
◉ドリンク＆テイクアウト
・茶寮 伊藤園 横浜 / ㈱伊藤園 / ティーショップ・和カフェ
・スターバックスコーヒー / スターバックス コーヒー ジャパン㈱ / シアトル系コーヒーショップ
・THE ALLEY / ㈱ポトマック / 軽飲食・カフェ
・ワンダーフルーツ / ㈱青木商店 / フルーツジュース＆デザート
◉その他
・セブン-イレブン / ㈱セブン‐イレブン・ジャパン / コンビニエンスストア
・(仮)AINZ&TULPE BEAUTY FACTORY/㈱アインファーマシーズ/コスメ・ビューティー雑貨・カフェ
◉オンエア
・マリンFM HAMMERHEAD STUDIO / 株式会社横浜マリンエフエム / ローカルFM局
全国初、神奈川初のお店がほとんどを占め、間違いなく賑わいをもたらすスポットとなりそうです。
(記事・画像引用共 PRTIMES 2019,6.11)
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