陸上では参加することが難しいような催しでも、クルーズに乗っていると簡単に参加できて新しい世界へ導かれてしまうことは結構あると思います。
私もまったく社交ダンスに興味のなかったパートナーが
”ダンスのレッスンにいかない?”と
いってきたときには 本当に驚きました。
もちろん、こころよ~くお誘いに乗って始めれば船の上の楽しみも増えましたし、体にもよさそうです。
そんなことのひとつにワインテイスティングがあります。
ワインに限らず、ビールやウィスキー果ては スピリットやブランデーまで各種のテイスティングが催されることがあります。
ふつうは短めのクルーズで1回から2回、クルーズの長さによっては、更に多く開催されるときもあります。
これは今まで乗った船どれでも行われていましたので、ごくポピュラーな催しと思われます。
ですが、中身はいろいろで、講義をする人もメートルディだったり、ワインに詳しいウェイターだったり、ソムリエだったりと時によって違います。
テイスティングのワインも白、赤、泡ものが定番で、そのほかに変わったリキュールなどが添えられることもあります。
だいたい5、6種類、食べ物も一人用の豪華なカナッペが供される場合もありますが、二人で一皿を分け合うとか、ほしいものをはじめに取り分けておくバフェ形式とか、これもさまざま。
時間を決めてちょっと良いクラスのレストランを使ってすることが多いですね。
グラスが数だけきちんと並べられて、本来なら順番に注がれて1グラスずつ、研究して飲んでゆきます。
丁寧なところは特別なワイン注ぎを使ったり、もう説明も懇切丁寧で詳しく、英語とワインの勉強に良い場となります。
あればいいくらいのやっつけテイスティングもカジュアルシップで経験しましたが、味を消すための水のグラスの用意もないし、説明する詳しい人がいないらしく始まってからもバタバタ携帯で 誰かを探していたり、コントのようでそれはそれでおかしく楽しめました。
コスタなどはカジュアルシップでしたが ワインに詳しいウェイターがついてくれましたが、個人的なティスティングなようで、皆で参加とは違うようでした。
けれど、しっかりした高級チーズなどの入った、皿が添えられ、ワインも並々だし、同席した家族にまでチーズの皿をすすめてくれてとてもサービスが良かったので、試してみると良いと思います。
プレミアムカジュアルのホーランドアメリカのフォーレンダムは食の部分にこだわっていて、ソムリエのしっかりしたワインテイスティングがありました。
催し物チームもカナッペなどを作って夕食前の食前酒時間にはバーやラウンジなどで配られて 食事前にお腹がいっぱいになりそうなのに、つい美味しくて頂いてしまいました。
私は同じプレミアムカジュアルのプリンセスクルーズに一番よく乗るのですが、プリンセスはメートルディーや詳しいウェイターのお話と、みんなでするテイスティングで日本語の通訳の方が入るので、英語の分からない方でも楽しめます。
5回分のテイスティングの資料が残っていましたのでワインの種類をまとめてみました。良しあしがわかるほどの通ではないですが、そんなにひどそうなものはないとおもいます。
テイスティング対象のドリンクも25$や40$または9$とお値段もいろいろ。
それらは考慮に入れずに並べます。だいたいの雰囲気がわかるとよいのですが。
シーデイの午後に行われる催しです。お酒飲めないという方も同席できてオードブルは出されます。その場合の費用確認はまだしていません。多分、プリンセスでは無料のような気がします。
スパークリング
Mirabelle Brut Rose(ミラベルブリュットロゼー / USA)52$
Domain Chandon Brut Cuvee(ドメインシャンドンブリュットキュベー / USA)39$
Nicolas Feuillate Champagne(ニコラ・フィアットシャンパーニュ― / フランス)65$
Villa Sandi Prosecco (ヴィラサンディプロセッコー / イタリア)36$
白ワイン
Domaine de la Perriere Sancerre Loire Valley(ドマネデラペリエサンセールロワールバリー / フランス)68$
Silverado Chardonnay(シルヴァラードシャルドネー / USA)48$
Chardonnay Chamisal Stainless(シャルドネチャミスルステインレス / USA)42$
Nobilo Sauv-Blanc(ニュージーランド)37$
Poully-Fume DMM Sauvignon blanc(プィィフュメDMMソーヴィニヨンブラン / フランス)38$
Simi Chardonnay(シミシャルドネ / USA)45$
Donnafugata Anthilia(ドンナフガータアンシリア / イタリア)38$
Souvignon Blanc silverado(ソーヴィニヨンブランシルヴァラード / USA)49$
赤ワイン
Petite Sirah Spellbound(プティシラースペルバウンド / USA)40$
Cabernet Sauvignon Simi Landslide(カベルネソーヴィニヨンシミランドスライド / USA)52$
Shiraz Mcpherson(シラーズマクファーソン / オーストラリア)36$
Amarone Zeni Classico(アマローネゼニクラシコ / イタリア)64$
Pino Noir Estancia Pinnacle Ranches(ピノノワールエスタンシアピナクルランチ / USA)36$
Vall Llach Embruix(ヴァイリャックエンブルシュー / スペイン)48$
Don Maximiano(ドンマキシミアノー / チリ)99$
Seghesio Zinfandel(セゲシオジンファンデル / USA)42$
Mc Williams Shiraz(マックウィリアムスシラーズ / オーストラリア)30$
Oberon Merlot (オベロンメルロー / USA)44$
Robert Mondavi Napa Valley Reserve Cab sav(ロバートモンダヴィナパバリーリザーヴカベルネソーヴィニヨン / USA)147$
Overture(オーバーチュアー / USA)119$
リキュール
Brown Brothers Late Harvested Orange Muscat &Flora(ブラウンブラザースレイトハーベストオレンジマスカット&フローラー / オーストラリア)25$
SP Umeshu Plum Wine(梅酒 / 日本)64$
こんな感じです。値段は船内のボトルでの価格になります。
梅酒はCHOYAのものだったようですが外国の方には家でも作るとせつめいがあって、とても盛り上がり、女性は皆さん気に入っていらっしゃいました。
レストランでは 好きなワインをきくこともできますし、お気に入りを飲み続けるなら、ワインでもウイスキーでも日本酒でもボトルキープして希望の時にサービスしてくれますので、お好きな方にはお勧めです。1グラスずつ頼むと同じでもそのたびにサービス料がかかるので、毎日同じで良しというときは 飲み代が安くできます。
キープボトルはバーなどには回せませんのでレストラン内で。
その代わり、バーで買って飲みかけのものはレストランに持ち込んでも文句は言われませんので、食前に飲み切らなければ私はレストランに持って移動します。
素敵な船の中で、ゆったり、ワインのテイスティングをするのはとてもエレガントで楽しいと思います。
パターに掲載されますし、あちこちのウェイターが声掛けしてきますのでお気に入りのウェイターから予約してウェイターの成績にしてあげるのもいいとおもいます。
私はレストランの担当に頼むようにしています。
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