クルーズ寄港地情報—地中海方面１

クルーズと聞くと 地中海ねといわれるほど ポピュラーな 地域で そばに住む、ヨーロッパの人たちは 気軽に いわば日本人が温泉に行く感覚で 行っているようです。

もちろん、私たちのように はるばる飛行機で行くひともたくさんいます。

気候も年じゅうとおしてよく、食べ物もおいしい、地中海は世界中に人気のある観光地ですね。

このあたりのクルーズは コースもいろいろあります。

私たちは最初に 西地中海を回るコースでしたので そのあたりのことから書こうと思います。

１ ジェノバ イタリア

ジェノバは映画などでは聞いたことがあるくらいの イタリアの港町です。

”ジェノバの戦い”などの 映画名が 浮かびます。

クルーズの出発地としてもとても ポピュラーです。

実は この辺のクルーズ船は 時に、同じコースをぐるぐる回り続けるので

何処が 出発で どこが終わりかよくわからないことが 多いのですが

日本から 買う場合、このあたりからの乗船が多くなっています。

だいたい 東京からは成田から利用した飛行機によって 違うトランジット場所まで飛んで、そこから ミラノのマルペンサ空港へいき バスなどでジェノバへ向かいます。

マルペンサ空港のイタリアンなマクドナルドの食べ物

けっこう遠くて、だいたい１時間半くらいはかかると思います。

ほかに ジェノバまでミラノから 電車を使うこともできるらしいです。

ジェノバにも、空港もあるようですが、日本からの便はないので どこかから回ることが必要なようです。

ミラノからの交通のバスは 船の会社のピックアップバスが 便利でした。

エージェントに頼めば 手配してくれるようです。

港のクルーズターミナルまえに 到着するので 降りてから 自分でスーツケースをもって運ぶのも短い距離で済みます。

時間の調整が 整わない場合、ジェノバの港付近に ホテルもありました。

ホリディインジェノバ だったと思いますが 港まで歩けるほどだし、すぐそばにちょっとしたショッピングモールがあってコープがあるので 買い物もできます。

また、ミラノマルペンサ空港は大きくて、ラウンジやカフェやレストランもたくさんあるので、飛行機待ちには困りません。

２ バルセロナ スペイン

ここの港の 停泊場所は 街まで歩くと ３０分以上あります。

MSCではシャトルバスは有料でした。

シャトルバスは ランブラス通りの コロンブスの像のそばにつくので そこから 出かけるのには わかりやすいところです。

コロンブスの像の そばには 地下鉄の駅があります。

ランブラス通りもはじのところは あまりにぎやかではありませんが 緩い坂を歩いていくと 新宿のようににぎやかな界隈につきます。

ファストフードの店もcafeもレストランもあります。

海を背にして 奥に向かって左に行くと 市場があって カウンターでちょっとした 軽食が食べられたりします。

私たちはいつも市場でチーズを買うのですが、日本の半額程度でしょうか。

種類も多く、試食をさせてくれるところもあります。

街の地図をもっていけば 便利です。

ピカソ美術館なども徒歩圏にありました。

WCは市場に公共のものもありますし、マクドナルドなどでも つ買えるときもありますが、施錠されていることも あります。

フラメンコを見られる店もありますが 夜がメインなので 寄港中は 見られないかもしれません。

３ タンギール（タンジェ）モロッコ

ここは港のそばに町がありますが 有名なマラケシュやフェズなどの迷路のようなところと同じで 個人で回るのは とても難しいので ガイド付き寄港地観光がおすすめです。見るところ行くところが多く

けっこう速いスピードで 回っていくので おいていかれると大変です。

ガイドに行っておくと 行きたいところや、買いたいもののところへ連れて行ってくれる、別のガイドを呼んでくれるようで 幾人かの 外国人が頼んでいました。

お見せは こういうところなので たくさんありますが ガイドの決めたところに行くことになります。

町だけでなく バスで高いところの 見どころを回る際、希望を聞かれて 頼むとラクダ乗り体験に連れて行ってくれました。

予定外で現金がなかったのですが ユーロでお釣りをくれたように思います。

日本円で６００円くらいでした。

連れていかれたスパイスショップではクレジットカードも使えました。

帰ってからも特にトラブルはないですが 心配な方は いくらかドルがあるとよいかもしれません。町でお土産を買いたい方は ユーロが便利なようです。

石畳を歩き回るので 足元のホールドの良い靴が必要です。

秋から冬は雨のこともあって 石畳は滑りますので そのつもりで靴を選んだ方がいいですね。傘をさせないような 狭いところを通るので 防水のアノラックや簡単なレインコートも便利です。

値切って買い物をするところですから、良い買い物は技術が必要です。

４ テネリフェ島 （サンタ・デ・クルス・テネリフェ） スペイン

カナリア諸島の真ん中あたりにある大きな島です。

大西洋にあります。

ジブラルタル海峡を抜けたところですね。

アフリカの西側で 一年中気候の温暖なところです。スペイン領なので

ことばはスペイン語。

けれど、アフリカに近いので アフリカの文化も入ってきている

独特なところでした。

停泊場所は 街に近く 歩いていくことができます。

公園やベンチがあちこちにあり、鮮やかな鳥も見かけます。

ブースがあって 観光案内もしてくれているし、地図ももらえます。

歴史的な建物や、教会。アフリカ風のものもたくさんある市場、

お洒落なショッピング通りもありますし、珍しい植物のある植物園など 行くところはたくさんあります。

私たちは市場で バオバブの粉というものを買いました。

食品らしいですが まだ 挑戦していません。

日本のインスタント麺などや、調味料もありました。

自分で行くときには ユーロを用意していると、市場で 変わったものを食べたり買ったりできるでしょう。

テネリフェレースという伝来のレースや刺繍の小物などが 素敵です。

公認のタグが付いていないと中国製ということもありますので要注意。

アクセサリーなども 風変わりなデザインものの 店が多くありました。

坂道がありますが、晴れていれば歩きやすく 個人で回れると思います。

シェスタがあるので 昼はしまってしまう店もありますから、時間も気を配る必要はあります。

やはり、石畳が多いので 雨がふると滑りやすいです。