客船の絵を描くためにいろいろとその背景となる場所や港の資料を調べているとそこに行ってみたくなることがよくあります。
クイン・メリー2の来日の絵を描いたあとでぜひ、その背景にした清水港に行ってみたくなり、調べた結果、7月5日にロシアのカーフェリー客船ルーシ(12,798t、写真上段)が来航することが分かったのでその日を狙って訪ねてみました。
ルーシはソ連の客船コンスタンチン・チェルネンコと名乗っていたころから何度も横浜で見ているので珍しい船ではなかったのですが、最近はずっと日本海航路に張り付いていたのですこし懐かしい気がしました。
じつは清水港ではもうひとつ重大な目的がありました。それはかつてイギリスやギリシャの大富豪が所有していた帆船が港めぐりのクルーズ船オーシャン・プリンセス(232t、写真中段)になっているので、それに乗ってみる事。1975年製ですからそんなにすごく古い船ではないのですが、マホガニーやチークを多用したクラシカルな船体は小さいけれどとても味があり、数ヶ月前に乗ったスカンジナビアを彷彿とさせました。
しかも私が乗ったときは平日と言うこともあって乗客は私ただ一人!たった1500円で気分はまさにモナコの大富豪です。
写真下段はそのオーシャン・プリンセス船上から見た、ルーシです。後から知ったのですがこの2隻は奇しくも同じポーランドのシェツィン造船所で建造された船でした。(ルーシは1988年製)
隣に見える青と白のフェリーは下田行きのTSL希望。現在はオイル価格急騰のあおりを受けて運航休止中です.
清水港の名物は〜
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