2006年、今年最大の日本客船界の話題は何と言っても、郵船クルーズが同社所有の日本最大の客船 飛鳥(28,856)をドイツに売却し、新たに米、クリスタルクルーズのクリスタルハーモニー(バハマ船籍、48,621)をその代わりに日本船 飛鳥としてデビューさせることではないでしょうか?
明後日4日にもクリスタルハーモニーは横浜の三菱重工の造船所に到着し、日本船としての改装を受けて、2月27日、横浜港大桟橋から初航海に出発します。
一方、現在の飛鳥は2月11日の横浜入港を最後に、その役目を終え、やはり三菱重工横浜造船所でバハマ船籍のドイツ客船アマデアとして改装、3月13日、これまた横浜港大桟橋から初航海に出発します。
この2隻、もともと深いつながりを持つ船で、郵船クルーズ、クリスタルクルーズはどちらも日本郵船の子会社、なおかつ建造はどちらも三菱重工長崎造船所という、姉妹船とはいえないまでも従妹船ぐらいの関係の船なのです。
と、ここまで書いてくると、「飛鳥が古くて、手狭になったから、大きくて新しい船にするのか」と感じてしまいますが、確かに大きさは1.7倍以上になるのですが、実は飛鳥が1991年製、クリスタルハーモニーが1990年製と「」を名乗る割には古い船になってしまいます。
クルマにたとえて言うなら、「17年前に新車で買ったマークを売り払って、18年前に兄貴が買ったセルシオを譲り受けて乗る」って感じですかね。
もちろん船のほうが耐用年数はクルマよりずっと長いですし、数年ごとにリニューアル工事をしてますのでこんなポンコツ同士を取り替えて乗るといったイメージはまったくありませんが・・・。
いずれにしろ、ふた昔ぐらい前では世界で5本の指に入ったぐらいの大きな船が日の丸をつけて走り回るわけで、これは何と言ってもビッグニュース、2月のデビューの時にはかなりマスコミでも大きく取り上げられることと思います。
上の絵は飛鳥とアマデアが生まれ故郷の長崎で出会ったことを想定して描いた絵です。また昨日の新年挨拶のトップ絵は2隻が横浜港大桟橋に並んだ様子の想像図です。
実際は2月12日ごろから26日ごろまで、横浜の造船所に仲良く並んで改装工事を請けることになると思いますので、ぜひその間に一度見に行ってみたいと思っています。
永年、見慣れてきて、乗船したこともある飛鳥が日本を離れるのは寂しいですが、飛鳥の就航は本当に楽しみです。
是非 見に行きたいのもです。 7月のワンナイト予約しました。
いいですね〜。かなり飛鳥の人気は高いみたいですね。このぶんだとクリスタルセレニティ改め飛鳥の投入もありえるかも?(シンフォニーでは同じ形なので面白くないので)
飛鳥早く見たいですね。ドック入りのとき見学ツアーでもあれば、喜んで出かけたいところです。
横浜では2月26日に横浜市民向けに飛鳥の見学会が催されるようです。行きたいですけど、倍率ものすごく高そう。大体わたしは横浜市民でも横浜在勤でもありません・・・残念!
クルーズ会社が実施する見学会とかありそうなきがしますけど、ちょっと情報を集めなくては。とかいって、横浜まで行く金額があればワンナイトクルーズに乗れちゃうのですけど・・・
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