アラスカの氷河のフィヨルドに浮かんだ日本高速フェリーのさんふらわあ11(13,614)は
バックの山と、水面に浮かぶ氷の破片を描き加えてほぼ出来上がりました。
いまから32年近く前、それまで、いやそれ以降にも全く例を見ない、長距離フェリーとしての常識や合理性をまったく無視して、外航大型客船そっくりに造り上げられたこの稀代の名船は、平成5年、フィリピンに売却され、数年後台風により海の底深く消えていったと記憶しています。
この船の絵を描くにあたって、いちばん迷ったのはバックとなる風景の設定でした。
結果、「ひまわり」マークを強調したいという思いから鏡のような静水面に浮かべたいと、アラスカクルーズをでっち上げたわけです。
もしフィリピンにフェリーとして売られずにクルーズ客船として再生されていたなら、本当にこんな光景が見られたかもしれません。
そのとき船腹に描かれたさんふらわあのマークは本物の「ひまわり」として咲き誇っていたことでしょう。
わたしの絵ではこの船の本当の美しさは十分の一も伝えられないかもしれませんが、かつて日本にこんな素晴らしいカーフェリーがあったことを思い出していただければ幸いです。
ため息のでるような、美しい絵ですね。ぜひ個展を開いてください。
駒ヶ林さん、ありがとうございます。まだまだ個展なんてレベルではありません。というかわたしの絵は単なるパソコン上での遊びであって、どんなにうまくなっても「絵画作品」ではないような気がします。
PUNIPさん、こんにちは。 こちらでは、はじめまして。 「さんふらわあ11」。日本でよくこんなにスマートなフェリーが建造されましたよね。 波乱万丈。 でも子供の頃、絵を描くといったら「さんふらわあ11」でした。 懐かしかったです。 ありがとうございました。 想像の中のシュミレーション。 いろんな塗装の「いれぶん」。 客船になった、スウディッシュアメリカバージョンも新鮮でした。 他のもよろしくです。
saillarge119さん、はじめまして!あのクングスホルムもどき、ああいうことは描いている途中、あきてくると時々やります。根が不真面目なもので・・・。飛鳥のキュナードバージョンとか、QM2のP&Oバージョンとか、こういうことが出来るのもパソコン画の面白いところです。
日本高速フェリーのさんふらわあシリーズは3隻ともカッコいいですよね〜(^^)
この船の絵は前から描きたいと思っていたのですが、12月4日のskyblue0910さんのブログの写真が直接の描くきっかけとなりました。サンキューです。
そうなんですか。 今度はさんふらわあ5を描いてほしいな〜(^^;)
いずれ折を見て描いて見たいと思いますが、描きたい船がたくさんありすぎて、いつになるか見当もつきません。でもこういうリクエストは大歓迎です。
ギャラリー、更新しました。
yotajiiさん、サンキューです。
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