飛鳥がデビューした感激さめやらぬ横浜港に、今度は新たな別れの日がやってきます。
元飛鳥ことアマデアが横浜港を離れるまであとわずか、来週の月曜日には横浜市民に、客船ファンに慣れ親しまれた大桟橋を離れてゆきます。
くりぴんさんのブログでフェニックスレイゼンのホームページのアマデア改装状況が紹介されていました。
刻々と飛鳥からアマデアに変わっていく様子が、真ん中下のほうのカレンダーのアイコンをクリックするとよく分かります。
わたしが空から見たのは白いカモメのファンネルマークを取り付ける直前だったようです。
人間って現金なもので、去年の今ごろなら港に行って飛鳥が停泊していても、見慣れた景色なだけにたいして気にも止めなかったのですが、外国船になってしばらくもう見れないかと思うとどうしてもお別れには行きたくなってしまいます。
13日当日の夜はバトンを引き継いだ飛鳥2も、末妹レディクリスタルも、大先輩氷川丸も見送ってくれます。
午後8時、感動の船出の瞬間、この目に焼付けようと思っています。
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それにしてもこういう派手で幸せな日本船の送り出し風景を想像すると、つい飛鳥と同じころ(飛鳥より1年古い)にデビューしたおりえんとびいなすのことを思い出してしまいます。
日本クルーズ客船が自信を持って世に送り出したものの、ぱしふぃっくびいなすの誕生後は研修クルーズ専用船として日本チャータークルーズに移籍。
需要不足からほとんど使われないまま、2年後の昨年、係留地からひっそりと日本を去って行きました。
研修クルーズから個人クルーズに世の中の船旅需要が移行して行き場がなくなったとは言え、日本のカジュアルクルーズの先鞭をつけたこの船、飛鳥と比較してしまうとなんだかかわいそうな気がしてなりません。
いま活躍している日本船にもいつか別れの日がやってきます。
飛鳥のように幸せなお見送りが全ての船で出来ますよう、クルーズ会社の皆さん、よろしくお願いしますね!
って読んでくれて無いだろうなぁ・・・
そういえばおりびぃ、改装終わったんですかね?情報がなくて...日本の船は海外では評判いいみたいですね。フェリーなども第二第三の人生(?!)を全うしている娘が多いし。クリッパーオデッセイの船長が荒天の中を航行している時に不安がるクルーに「この船はメイドインジャパンだから大丈夫」って言ったとか言わなかったとか...
PUNIPさんにとって飛鳥は目を瞑っても描ける船なんでしょうね。これからも何十年か活躍してほしいものです。飛鳥は郵船にとっても、日本の客船史上にとっても名を残す船になるでしょうね。ところで、おりびい?、どこにいるのです?
おりびい、今はギリシャですかね...スペインのクルーズ会社が触手を伸ばしているとかいないとか...ウチのブログで取り上げた例の会社です。
おりびい、気になりますよね。先方は質のいい船だからいいだろうけど、日本人としてはヘンな使い方をして欲しくないですね。それこそピースボートが、短期クルーズ用にチャーターバックするなんてどうでしょうか?トパーズはトパーズで残しておいて・・・。
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