久しぶりに「フェリーボートで行こう!―スロー・トラベル」を読んでしまい(ダビンチ・コード読んでる途中なのに)どうしてもフェリーに乗りたくなってしまったもので・・・
急にふらリと1時間40分、720円なりのプチ船旅をしてきました。
と、こんなにすぐに行けるのですから航路は当然、関東圏で一番身近な、東京湾フェリーです。
この航路、三浦半島の久里浜と、房総半島の金谷の間の35分間、片道大人500円、往復950円なのですが、同じ往復でも着いた港で降りずにとんぼ返りで戻ってくると、遊覧割引運賃と言うことで720円ですみます。
純粋に船に乗ることだけを目的としたひとのためのチケットで、これはもう立派なクルーズじゃん!
「そんなやつ、おらんやろ〜」って、平日のせいか、わたし以外そんなヒマな人はいませんでした。やっぱりね。どうせわたしは超ヒマ人。
乗った船はくりはま丸(2759、1986年建造)、本当は一番新しい、かなや丸(1992年建造)に乗りたかったのですが、ちょっと残念。
わたしの場合、外国船は船は古いほうが、日本船は新しい船が好きな傾向があるようで・・・なんだか自分でもよく分かりませんが・・
十年ぶりぐらいで乗ったこのフェリー、思ったより大きい感じ。長さこそ79メートルですが、幅は18メートルで、ドイツの探検クルーズ船ハンゼアティック(8378)と同じだけあります。
船の前後なんて乗ってしまえばどんな船でも見渡せるわけではないので、船内や、デッキにいるとけっこう大きな船に乗っている気がするのはなんだか得した気分。
さて久里浜港を出港。先日この浦賀水道をセスナで飛んだときはすごく狭く感じたのですが、この日はもやっていたせいもあって、とても広く感じました。たしかに航行する大型船は多いのですが、それほどラッシュでひしめきあっているというほどでもありません。
でもほとんどの船が南北に航行している中、この航路だけが東西に横切る形なのでやっぱり大変なんだろうなぁ
それでもあっという間に金谷に到着。わたし一人、デッキでクルマと乗客の乗降をゆっくり見物。約20分で再出港して、またしてもあっという間に久里浜に戻りました。
時折小雨がぱらつく、微妙な天気でしたが、とても快適な船旅でした。この季節、お酒が飲める人なら
デッキでビールでも飲みながら、行き交う船を見ているととても気持ちいいのではないでしょうか?
下の絵は久里浜の漁港(釣り船がいっぱい)から見たかなや丸。スケッチのときにはもうくりはま丸は出港してしまったので・・
それにしてもこの東京湾フェリーって外見はとっても地味なフェリーです。観光航路も兼ねているんだからもうすこし派手なカラーリングにしてもいいような気がするんですけど・・・
「たこフェリー」の向こうを張って、「かにフェリー」?「いかフェリー」?「えちぜんくらげフェリー」?いやいやそれとも「ねこフェリー」?ポケモンや鬼太郎はもう他で使っているので、「ドラえもんフェリー」なんていいかも。
すいません、ちょっと脱線です。
このあと、浦賀港までミニ・ハイキング。この話はまた明日。
こんばんは。遅いコメですみません、東京湾フェリー乗ってこられたんですね。私は1月に乗ったっきりなので早くも懐かしさを覚えました。このフェリー乗ってると東京・横浜に向かう船たちにたくさん会えて船ウォッチングとして乗ってても楽しいですよね。以前望遠鏡で横須賀方面に潜水艦が浮かんできたところを見ることができました。かれこれ15年前、鴨川に用事があり週一で乗っていましたので、とてもなじみのあるフェリーです。
あ!望遠鏡じゃなくて双眼鏡でした(苦笑)。
パッと見ぃは、前の淡路フェリー(須磨〜大磯)に似てるなぁ。ちょっと古かった?
東京湾フェリー、川崎-木更津の航路は乗ったことがあります。相当昔なのであまり覚えていませんが。ですが、そんな安価で東京湾クルーズが出来るのですね。これは体験の価値ありです!(笑
sanakoさん、こんばんは。ほんとにいろいろな船がすれ違うので飽きませんね。でも潜水艦は見えませんでした。また乗ってみようかな。
かがしはん、確かに淡路フェリーに雰囲気が似てますよね。それでたこフェリーを連想したんです。
こたけさん、川崎〜木更津は乗ったことが無いんですよ。今はもう存在しないので一度乗っておけばと悔やんでいます。今回のこの往復の間、自衛艦を一隻目撃しました。
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