白状します。
わたしPUNIPはえらそうにこんな客船と船旅のブログを綴っており、外国の大型客船の絵など描いたりしていますが、実は外国籍の客船ってほとんど乗客として乗ったことがありません。
「ほとんど」と言うのはまあ、「ゼロ」ではないわけで・・・
わたしが、経済的にも、時間的にも余裕があったころ、いまから20年近く前ですが、ウインドサーフィンやスキューバを中心としたマリンスポーツと、インドネシアのバリ島旅行にハマっていました。
とくにバリ島はその島の存在自体が、わたしにとって麻薬のようなものになってしまっていたものです。(もちろん本物のマジックマッシュルームはやってませんのでご安心を)
そうなると悲しいことに、もっと若いころにあんなに好きだった客船と船旅はどっかにすっ飛んでしまいまして・・
それでも何度かバリに通ううちに、やはり船好きの血は消えてはいなかったようで、バリハイクルーズという、デイクルーズに一度だけ乗船したことがあります。
それがわたしの唯一の外国船経験。船名は「バリ・ハイ」。最近、どこからかその船の絵葉書が出てきましたのでご紹介します。
ただし見てお分かりのとおり、せいぜい300トンから500トンぐらいのカタマラン(双胴)型の小型クルーズ客船です。詳しい要目は一切分かりません。
朝9時ごろ、バリの中心港ベノアを出港してリゾート地サヌールの沖合いにあるレンボガン島という小さな島までの1時間半ほどの航海。島の沖合いで錨泊すると、この船を基地としてダイビング、バナナボート、ウインドサーフィンなどのマリンスポーツ。昼はデッキでブッフェ。小船でレンボガン島に上陸して、島内めぐりもできます。そして夕方またベノア港に戻ってくると言う日帰りクルーズ。船は小さいですが内容はそれなりに充実した楽しいものでした。
最近のバリ島関係のサイトを見てみると、このクルーズは今でもほとんど同じような内容で続いてるようなのでびっくりしました。
ただし現在は船は代替わりして、一回り大きいバリ・ハイとなっているようです。
で、いまも内容が同じとして、お勧めかと言うと・・
まあ、ちょっと長めにバリに滞在して、ビーチリゾートや寺院めぐり、民族舞踊などに飽きてきたころ、ちょっと毛色の変わったツアーで体験してみるのもいいかな・・と言ったぐらいのもの。
何度かバリに行かれた方はお分かりかと思いますが、バリの本当の魅力は、クタやレギャン、ヌサドゥアといったビーチではなく、内陸、それもウブドよりもっと先の田舎の方にあるので、あえてこのクルーズを強くお勧めと言うわけではありません。
駄目だ、こんなことを書いていたら、また無性にバリに行きたくなってしまいました。アユン川の渓谷沿いのコテージでヤモリの鳴き声を聞きながら一ヶ月ぐらいボケ〜っと過ごしたい。バリ絵画でも習いたい。
でも若いころと違って、今そんな体験をしたら絶対社会復帰できませんよね。
絵葉書の下の絵はわたしが描いた現在のクルーズ船バリ・ハイです。主要目などご存知のかたがいらっしゃったらぜひ教えてください。
私なんか飛行機でさえ、仕事で国内線を使うだけで、国際線はいまだに乗ったことがありません。東京に住んでいたとき、御近所のかたが引越しの手伝いを欲しがっていて、「あ、私が行ってあげますよ♪」なんて安請け合いしてしまったら、それがどこかって聞いたら、なんと、島根の隠岐之島!。レンタカーのトラックを二人で交代で運転し、フェリーに乗ったときにぁ、「これが本物の客船なんだぁ」って、電車に乗った子供よろしく、ひざをついて窓に手をかけて、到着するまでずっと窓の外の日本海の荒波を見続けておりました。(笑)
しまあじさん、素晴らしい経験じゃないですか!心底うらやましいです。外航大型クルーズ船いわゆる「豪華客船」だけが船旅ではありません。快適な環境の中で、外を流れ移ろい行く海の景色を眺め楽しむこと、それが船旅の醍醐味だと思っています。
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