ヨーロッパ、特にオランダのアムステルダムや、イタリアの水の都ヴェネチアなど、市内を縦横にめぐらされた、運河を巡って街の風景を船で眺めるカナル(運河)クルーズが有名なようで・・
日本でも長崎のハウステンボスでオランダの本格的カナル・クルーズが体験できるようです。
さて、東京にもカナル・クルーズがあるらしい。ほんまかいな。
というわけで、ちょっと前に乗船した、東京カナル・クルーズをご紹介します。
運航しているのは東京都観光汽船http://www.suijobus.co.jpという東京港の水上バスの会社。
いくつも路線があるうち、お台場の船の科学館前から南品川のしながわ水族館をむすぶ航路をこの会社はカナル・クルーズと呼んでいるようです。
船の科学館の横の、元青函連絡船羊蹄丸の、さらにそのまた横から、一日3〜4便ひっそりと(会社としては決してひっそりのつもりはないんだろうけど)出ております。
出港すると、羊蹄丸や元南極観測船宗谷をうしろに見ながら、東京港を横断、右手にレインボーブリッジや品川埠頭のコンテナ船を見ながら、東京電力の火力発電所の横から京浜運河に入ります。
この船、以前、日の出埠頭からお台場まで乗ったときには船の屋上のオープンデッキが開放されていて潮風が気持ちよかったのですが、今回はなぜかオープンデッキは閉鎖。つまんね〜
でも、そのわけは運河に入って、橋をくぐったとたんに判明。
つまり運河を渡る橋の高さがこの船の高さぎりぎりしかないわけで、オープンデッキに出てふざけていたら大変なことになります。
まあ橋をくぐるたびに乗客が合図でいっせいに伏せたり、リンボーダンスやマトリックスのまねをやったりするのもスリルがあって面白いかと思うのですが・・・
駄目ですよね・・・やっぱ・・・
運河に入ると、右手は首都高速とモノレール。左手は大井埠頭の緑地が続きます。
「高速道路とモノレールと船が並行して走るのは日本でもここだけ」と船内アナウンスでヘンな自慢をしておりました。だからなんなんだよ〜おい!
左にずっと緑地(公園?)が続くので景色は悪くないのですが、なんかインパクトに欠ける気が・・
運河の幅が広すぎるからかも知れません。
もっと陸地ぎりぎりを走ってくれたほうが楽しいかも・・
まあ、あくまで海上輸送用の運河であって、観光用ではないので仕方ないですけど
やがて右手に大井競馬場を見ながら、運河を左折。
競馬場の裏手の厩舎に競走馬がいるのがよく見えます。
そしてほどなく船はしながわ水族館横の発着場に到着。約25分400円なりの短い船旅でした。
あ、そうそう、今回乗った船はアワータウン(138トン)、個性的な内外装の船の多い東京都観光汽船の中では地味な一隻です。
そのうち、ヒミコに挑戦します。
・・りんぼーだんす、しながら。。乗ってみたい・・・厩舎も見たいな♪
東京カナル・クルーズには、まだ乗った事がありません。船の形状を見ると大阪のシーバスにも似ていますね。記事にあるハウステンボスのカナル・クルーズは乗船しましたが、日本では無い様な感じがしましたよ。ここって、長崎だよなぁ〜?って感じですよ^^。ゴッホの描いた有名な絵に出てくる跳ね橋なども実際に造られていますし、ヨーロッパの古い街並みの中を木できたお洒落な小舟でクルーズします。是非、体験しにいらしてください。
今年宗谷、羊蹄丸船内見学しましたが、帰りにこの船に乗って対岸までいきました。運河までは入らなかったが船上の海風が気持ちよかった。
この区間(東京港トンネル)って、電車も一般道もないので純粋な輸送媒体としても有用なのかも。せっかくの運河クルーズ。デッキなしは寂しいですが、まあそれが東京の海運の実情なのかもしれませんね。ヒミコ、レポート待っています!(笑
東京に来てから、一度も水上バスに乗ったことないです。我々の中でヒミコの外見評価は・・・だったのですが、記事を期待してます。
東京港も、沢山のクルーズ船がありますよね!「ヒミコ」に乗ってみたいです、松本零士世代ですし (^_-)
ジュジュさん、東京においでの際は時間があれば乗ってみてください。という程度のものでございます。
黄龍さん、ハウステンボスはとても行ってみたい場所のひとつです。もちろん本場のカナルクルーズも!たぶんスケッチしたい場所ばかりで困ってしまうでしょうね。
shouさん、それならおそらく日の出桟橋まででしょう?かえってそちらのほうがオープンデッキに出られて気持ちいいかもしれませんね。
こたけさん、おそらくおっしゃるとおりの目論見で就航させているのだと思いますが、その割には乗客は夏休み時期だというのに20人もいませんでした。宣伝不足?
ナコさん、たしかにヒミコの外見評価は見る人によってはう〜んなんでしょうね。水上バスのサイズのまま未来風にデザインすること自体多少無理があるのかもしれません。でも面白そう!
堕天使さん、わたしも宇宙戦艦ヤマトの世代なので興味はあります。これだけ皆さんに期待されてしまうともう乗らないわけには行かないですね。しばらくお待ちを・・
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