先日、巡航見本市船・新さくら丸の記事を書きましたが
そのときにちょっとふれた、初代巡航見本市船「さくら丸」(12628トン、1962年建造)の日本船時代最後の姿です。
新さくら丸のデビューに伴い、大島運輸(今のマルエーフェリー)に売却され、船名も「丸」がとれて「さくら」と改名。東京〜那覇間の定期航路やチャータークルーズで活躍しました。
わたしは一度だけ東京港晴海ふ頭でこの船を見たことがあります。
たしかそのとき見た記憶では純白に塗られていたようにも覚えているのですが、わたしはこの薄いブルーの船体色のほうが好み。
決して派手さはないものの、とても垢抜けた、当時としてはスタイリッシュな船容だったと思います。
1983年、中国に売られ、上海〜広州間の定期航路に「紫羅蘭」というやはりきれいな船名で就航していました。
その後の消息は不明です。
まだ元気に活躍してくれているとうれしいのですが・・
春の瀬戸内海をクルーズしているイメージで描いてみました。
ステキです(^^♪・・尾道あたり??かな?・イメージされたのは?? 優しい船容。。まさに「さくら」の名にふさわしいですね。・・元気でいてくれることを望みます。。(~o~)
今はあまり気にはならないですけど、以前の日本の船って○○丸っというように”丸”が付いているのが多かったですね。それが取れただけでもかなり衝撃的だったのでしょうね。飛鳥丸なんてかっこ悪いし(笑 絵、まさに春先の淡い色合いの似合う船だったと想像できますよ。美しい〜
ジュジュさん、そうですね、イメージしたのは尾道、三原あたりですが別に何かの写真を見て描いたわけではないのでご想像にお任せします。もちろん「さくら」は昔の写真を見て描きました。
こたけさん、いまだに丸をつけているのは客船では商船三井系と東海汽船系それに佐渡汽船ぐらいですかね。すっかり減ってしまいました。この「さくら」も昔はよくメディアなどで「さくら丸」と間違った呼ばれ方をしていたものですが、今だったらはそんなこともないでしょうね。
えっ?中国に売られてしまったの?この絵はほのぼのしていて良いですね。っていうか本当に絵が上手ですねぇ!(^^)!船って色々名前が変わっていくというのにも驚き(・o・)。「さくら」は今でも元気でいてくれてるかなぁ?
新さくら丸の記事を読んで「巡航見本市船」なる船の存在を初めて知りました。何ともすごい構想の船があったものです。「さくら」という名称は、いかにも日本らしい船名ですね。
SAKURAさん、船は所有者が替るたびに名前も変わる事が多いです。スカンジナビアはステラ・ポラリス(北極星の意味)でした。紫羅蘭は中国語でスミレの花の意味だそうです。
sunburnさん、世界に日本を売り込むのには世界的に有名な日本の花を船名に付けたほうが良かったのでしょうね。いい名前だと思います。
中国名はわかりませんが、漢字からして、綺麗な名前のようですね。人間と同じで船にも境遇が変わるんですね。スミレですか。やはりさくらですね。中国ではスミレなんでしょうね。
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