描いてて恥ずかしくなったくらい、ベタな構図とタイトルですが・・・
日本チャータークルーズの客船ふじ丸(23235トン、1989年建造)の建造当時(商船三井客船)の姿を清水港をバックに描いてみました。
見てお分かりの通り、この船の後ろの2隻のボートを取り囲む形で、赤い煙突から、なだらかに裾野を引いた太い柱のモチーフが印象的でした。
もちろんバックに描いた富士山をイメージしたのはいうまでもありません。
ところが後年、客室からの視界の妨げになるという理由で2本の太い柱が撤去され、5合目から上の現在の姿になっています。強度的には問題なかったわけなんですね。
べつによく見ないと分からないのですが、今はなんとなく間が抜けた感じがするのはわたしだけでしょうか?
この船、就航当時は、それまで海外の中古客船と、貨客船やフェリーを改造したにわか仕立てのクルーズ客船ばかりだった日本の客船界にはじめて登場した本格的大型クルーズ客船と言うことで、大いに注目を集めました。
それからもう17年、現在は青年の船などチャータークルーズが主で、一般クルーズはめったにやりませんので、普通の人にはなじみの薄い船になってしまいましたが、まだまだがんばってほしいものです。
下の写真は昨年暮れに撮ったふじ丸の写真です。
えええ???そうなんですか??・・「普通の人にはなじみが薄い」???のか。。。??う〜〜ん??うん。。今の姿はこうしてみると。。そうなのか。。な??(^^ゞ
本当だ!斜めの柱が無いですね。噴火して頂上が吹き飛んだ富士山をモチーフに?見た目にも、柱があった方がしっくりきます。白い船体に赤いファンネルは日の丸のようで美しい船ですよね。
えぇ!?なじみが薄いんですかぁ!わたしは、大桟橋に行くと、いつもふじ丸がいて、存在感アリアリな船です(笑)トラバさせてくださいね♪
ジュジュさん、参考までにわたしが撮った去年のふじ丸の写真もアップしましたので見てくださいね。
こたけさんこの船を最初に設計したデザイナーはどういう気持ちなんだろうかって考えてしまいます。おそらく営業サイドからクレームが来て泣く泣くOKしたのではないかと・・・でも全体の美しさは衰えてないですね。
ReireiさんTBありがとうございます。富士山の裾野風の柱が切り取られた様子がよく分かる写真ですね。ま、たしかに港でよく見るという意味ではなじみ深いかも・・・ただ、にっぽん丸や、ぱしびい、飛鳥のように一般向けのクルーズの販売はめったにしないので、そう意味で、なんです。
立派な船でまだまだ使えそうですが17年も経ってるんですね。そして富士山を描いてくれると嬉しくなちゃうな〜。
もともとは綺麗な富士の形をしていたのですね。外見的には非常に良いデザインですが、撤去された理由を聞くと・・・致し方ないと言ったところでしょうか。
shouさん、17年ならまだまだ若い方かも知れません。最近リニューアル工事もしてますし、清水港はこれから富士山がきれいに見える時期ですね。
TBありがとうございました。なるほど、こういうことだったんですね。視界の妨げ・・・飛行機で翼のど真ん中っていう感じですね。せっかく内側じゃなく窓側を取ったのに・・・とクレームがあったのでしょうか。
sunburnさん、どこの世界も設計サイドと営業サイドは相容れないものがあるようで・・・乗客の立場からすると仕方ないのですね。
これは意外なことなのですが、内閣府が主催する、「青年の船」「東南アジア青年の船」は、この「ふじ丸」ではなく、「にっぽん丸」が用船されるようです。逆に「ふじ丸」はチャーターオンリーというわけでもなく、たまに一般向けクルーズも、行うようです。
アントンさん、こういうことだったんです。でもこうして較べてみなければ分からないぐらいうまく切り取ってます。実はこの途中にもう一段階ぐらいあったはずです。
SHIP7さん、青年の船、そうなんですか?ありがとうございます。一般クルーズも年に数回やりますね。近いところでは新春の小笠原クルーズとか・・・
とても忠実に描かれていますね。しかも富士山まで^^こうなると、後は北斎の絵の様な大波ですかね^^写真の方は、飛鳥(現アマデア)と日本丸(海王丸かな?)とふじ丸の貴重な3ショットですね。
黄龍さん、たしかに富士山が入ると浮世絵っぽいですよね。それにしてもこの写真からよく飛鳥を見つけ出しましたね。日本丸も・・・昨年12月の4大客船大集合(昔の東宝怪獣映画のタイトルみたい)のときのものです。http://blogs.yahoo.co.jp/tim_nakins/21402313.html
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