今日はわたしにとって最も思い出深い船の絵を描いてみました。
わたしがはじめて外国の客船の船内に足を踏み入れた、イタリア客船エウジェニオC(32753トン、1966年建造)です。
今年、長崎などに定期的に来航した、コスタ・アレグラと同じ、コスタライン(クルーズ)の初期のころの名客船。先日描いた英国客船キャンベラにも似た後部並列ファンネルは当時最新鋭のデザインでした。
30年ほど前、この船が世界一周クルーズで初めて来日した折、知り合いの英国人の親戚がこの船の乗客だったため、当時高校生だったわたしを横浜港に停泊中のこの船に招待してくれました。
船内は、隅から隅まで、それまで自分が乗ってきた、国内航路の客船やフェリーとは程遠いきらめく夢の世界。完璧に舞い上がってしまったことを覚えています。
そんな船も昨年、残念ながら解体。わたしの少年時代の夢の船がまたひとつ消えてゆきました。
・・なんて素敵な船&良い経験をお持ちなのですね\(~o~)/・羨ましい限りです(^_-)-☆
ジュジュさん、このころの船は本当に味わいがありました。って言ってしまうわたしはもうすでにオジサン街道まっしぐらでございます。
フリーポートで係船されている姿を見たときは悲しくなりました。
何を仰る。。同年輩ではござらぬか・・♪
この船、かなり大きいんですね。船上でこんな光景にめぐり合えたら至福ですね〜。乗ってるほうの船は何ですか?
skyblueさん、晩年は船体を赤く塗られてしまいましたね。やっぱりこの船は白い船体が一番似合っています。
アントンさん、当時日本に来た船の中では大きいほうでしたが、いまではかなり小さい部類に入ると思います。このボートデッキの部分の絵は先日見学したトパーズでわたしが撮った写真を参考(って言うか丸写し)にしました。従いまして、何の船かと聞かれると答えは「エンプレス・オブ・ブリテン」です(笑)ちなみにエウジェニオCは昨年やはりわたしが撮ったきそと反航する太平洋フェリーのきたかみがベースです。
この船から始まった船人生ですか〜気持ち察します、どんな形でもいいから残しておいて欲しかったですね。
shouさん、船が好きになった人には必ずこういった一隻があると思います。わたしの場合、何隻もありますけど・・shouさんにもありますか?
なるほど。いわれてみれば確かに“Empress of Britain”ですね(笑)
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