Cruisemansトップ   >   ブログ   >   P&O客船、アルカディア

P&O客船、アルカディア

来週、いよいよ横浜と大阪にイギリスP&Oクルーズのオーロラがやってきます。

3年ぶり3回目の来日と言うことでとっても楽しみです。

このP&Oという会社、いまではこの客船部門のP&Oクルーズはアメリカの大手クルーズ会社カーニバルの一系列会社になってしまっていますが、もともとは1837年創立のイギリスの名門船会社。日本では江戸時代天保年間に当たります。

「横浜大桟橋物語」と言う本によりますと、鎖国が明けて横浜港が開港してすぐの文久3年にはこの会社のロンドン〜日本航路が開かれ、慶応2年には横浜に立派な社屋を持った日本支社が誕生するほど、日本とはゆかりの深い会社です。この横浜の社屋は当時の浮世絵にも描かれています。

戦後は、欧州〜オーストラリア航路の客船が日本まで足を伸ばし、有名なキャンベラやオリアナをはじめとしたたくさんの客船が毎月のように日本の港に顔を見せていました。

イラストはそんなP&O定期航路時代の客船のひとつ、アルカディア(29734トン、1954年建造)です。

いまではそんな古き良き時代の時代の客船は一隻も残らず解体され、こうして現代のクルーズ客船がP&Oの旗のもとに数年に一度、日本を訪れる程度になってしまいました。

ちなみにこの絵のアルカディアは2代目、現在就航中のP&Oクルーズのアルカディア(83000トン、2005年建造)は4代目にあたります。

axcaxc

オーロラ観に行く予定です。

虎巨人88

私も「オーロラ」見に行く予定です。

神戸のまつ

PUNIPさん、こんにちは。客船について詳しいですね。いつも楽しく読ませていただいています。 神戸のまつ

-

日本・特に横浜と縁のある会社の船なんですね〜 オーロラ 都合ついたら 行きます!^^

いちろうさん、はじめまして!大阪で客船の写真を撮っていらっしゃるのですね。オーロラの写真も楽しみです。これからもよろしくお願いします。

torakyojinさん、入港が早まったのはつらいところですが、がんばって早起きして行きましょうね。今回はわたしもなんとかなりそうです。

まつさん、わたしが詳しいのはこのころの客船だけで最近のメガシップはほとんど分かりません(恥)もっと勉強しなくっちゃ!

さやみさん、今のP&Oの船とはだいぶ趣が違いますよね。でも現在活躍中のピースボートのトパーズと同世代なんです。オーロラは出来れば朝7時30分の入港を狙ってみてください。大桟橋からだと逆光ですが、天気が良ければいい写真が撮れますよ。

sanako

私もQE2に続いて出陣したいところですがなんとも・・?な感じです。プニップさんのレポを楽しみに待つことになるかも・・・。

Tsusei

アルカディアやオロンセイ、オリアナもそうですが、この頃のP&Oの客船は余り大きく見えないのが不思議です。例えばアルカディアはエンプレス・オブ・ブリテンより大きかったんですね。意外です。開放型のプロムナードが沢山付いているせいでしょうか?

maple55usj

お久しぶりです。今朝6時、大阪港に、「オーロラ」の撮影に行ってきました。帰宅が夜になりますが、また、写真アップしますね!

-

アルカディア号という事は、やはり船長はハーロックですか?雰囲気が、銀河丸や北斗丸などの練習船みたいですね。

skyblue0910

P&Oの中ではキャンベラが一番好きでした。 引退が決まった時は悲しかったです。

sanakoさん、引越し間近だとむずかしいでしょうね。できればほんの少しでも見ることが出来るといいのですが…めったに来ない船なので…

つうせいさん、たしかにあまり大きくは見えませんね。カナディアン・パシフィックの船より、ハウスが高い分、こじんまりして見えるのかも知れません。今のトパーズを見ても長細いなあという感じですので。

mapleさん、大阪港は一足先に入港ですね。写真のアップを楽しみにしています。

黄龍さん、やっぱりそう来ましたか(笑)絶対ハーロック系で攻めてくると思ってました。お互い年がバレます。練習船っぽく見えるのは、つうせいさんも言っているように、開放式のプロムナードデッキが多いせいだと思います。このころの船でもトパーズのようにプロムナードが大きな角窓で囲われているとだいぶ客船らしくなります。でもこの雰囲気もなかなか味があって、わたしは好きです。

skyblueさんはキャンベラ派ですか?わたしはキャンベラもいいけど、やっぱり初代オリアナ派です。とくにオリエントライン時代の濃いベージュの船体塗装が好みです。中国で保存船になって台風で全損に帰してしまったときは本当にショックでした。

小野勇雄

シドニー小野です
このArcadiaに僕は1973年6月26日横浜からシドニーまで乗船しました。(途中ラバウルに寄港)
どこもかしこも木目が素晴らしい船で、当時まだ1,2等制でしたので、すべての船内を見るこはなかったですが、若い僕たちには充分すぎる船でした。
75年まで活躍して廃船になりましたが、シドニーから最後のクルーズは香港までのクルーズで、着後すぐ台湾でスクラップになりました。これを見送った写真がたくさんあります。
私はシドニーでオロンセイ、アルカディア、キャセイ(1975年に乗船)、チトラルなどの最後の航海を見送りました。
また、キャンベラ、ロッテルダム、QE2(今年2月)などシドニー最後の寄港を船が見えなくなるまで最後まで見送りました。
特に2004年にシドニーから横浜までワールドクルーズの区間乗船で乗ったQE2の最後の見送りはさびしい限りでした。

小野勇雄さん、このころのP&Oの客船はどれも短命でした。残念なことです。

コメントを投稿する

Cruisemans でできること

一括比較、検索

世界中のクルーズ旅行、3万コース以上をご希望の条件で一括で比較、検索できます。

どこよりもお得に

サイトからの予約でクルーズ代金の3%分のポイント還元!どこよりもお得にクルーズ出来ます。(ポイントはAmazonポイントまたは現金に交換可能)

口コミ、写真

クルーズ経験者の口コミ評価や写真を参考に、間違いのないクルーズ旅行選びができます。

初心者を応援

敷居が高いと思われがちなクルーズ旅行。初心者の方々にも役立つコンテンツがたくさんあります。

非日常のクルーズ旅行をもっと身近に。
クルーズマンズではじめよう

登録済みの方は ログイン