今回のボートショーの目玉の帆船と豪華ボートの一般公開。ぷかり桟橋には、小型帆船のドーン・トレッダーと八十フィートのメガボートアンフィニホライズンが繋留されていました。
まず向かったのは帆船ドーン・トレッダー(131トン、全長32、5m)。今回のわたしのボートショー見物の一番の目的です。
この船は1982年にスペインで南極探検用に建造されたもので、現在は某企業グループが購入して新入社員の研修クルーズに主に使用しているれっきとした客船登録の帆船。2001年には日本一周もしています。
この船名、C.S.ルイスの児童小説「ナルニア国物語」のなかの一話「The Voyage of the Dawn Treader」(日本題;朝びらき丸、東の海へ)から名づけたのでしょうか?
全景。3本マスト、スクーナー型、6枚セイルの小型帆船です。となりはメガボートのホライズン。はるか向こうの大桟橋に停泊中の飛鳥も見えます。
帆走中の姿を見てみたいなぁ
船首のアップ。小さいけれどちゃんと両サイドに錨があり、船首先端にはバウスプリットもあります。
デッキの後半部分に設けられているハウス(船室)。この前方部分はラウンジ、一段高くなった後方部分が操舵室になっています。
船尾には強力なエンジンを搭載したゴムボートが吊されていました。
船籍港は静岡県の清水港ですが、ふだんは横須賀港の記念艦三笠の横に停泊しています。
デッキに上がってみました。甲板の木目模様が美しいです。やっぱり船の甲板はこうでなくっちゃね。
青いカバーの箱のようなものは開くと大きなテーブルになるそうです。
操舵室内部。ジャイロコンパスが見えます。
帆船パレードに参加した時の記念プレートやベルが飾ってありました。
今回は操舵室以外の船内は立ち入り禁止。許可を得て操舵室にある入り口から撮影したラウンジの様子。わりと質素です。向こう側の奥にクルーやゲストの船室がずらりと並んでいるそうです。
この次は(来週かな?)お隣のメガボートの記事をお届けします。すげえぞ〜!!!
今年の長崎ランタンフェスティバルの期間中に、これくらいのサイズの黒い船体のヨットが1艇寄港していました。
えっ!このでかいヨットは何なんだぁ〜と思って見てました。
あまりに大きいんで、係留場所が他のヨットとは違ってました。
どうも裕福な外国人の個人所有の船みたいでしたが、とても豪華そうな造りをしていましたよ。
新入社員の研修クルーズというのが少しひっかかりますが、良く磨き抜かれて快適そうな印象を受けます。私も帆を張った姿を見たいものです。
黄龍さん、真っ黒の大型ヨットなんてかっこよさそうですね。
実物を見てみたいです
sunburnさん、新人の皆さんは船酔いで相当に苦しむそうですが、帆を張ったときの爽快感はみんな満足するようですよ。
素敵な船内ですね。
それとデッキの曲線がいいですね!
浦郷湾さん、そうなんです。デッキの木目が程よい曲線を描いていました。内外装のウッドの使い方がとても上手です。
はじめまして(^-^)
Dawn Treaderの一等航海士をしている『ちょっさぁ』です。
横浜ボートショーでの一般公開ではご来船、ありがとうございました。
本船は新入社員のみならず、グループ社員対象の研修航海を行っており、今月末からも清水港発着で研修航海が予定されております。
船名の『Dawn Treader』は社内公募で決められたもので、ナルニア物語からヒントを得たと聞いております。
また一般公開等があった際には、ぜひ本船にもまた足を運んでくださいね(^-^)/
ちょっさぁさん、そのせつは大変親切に案内していただきありがとうございました。
初日に訪れて清水港の「オーシャン・プリンセス」について根掘り葉掘り聞いていた者でございます。
「ドーン・トレッダー」もとっても素敵な帆船でした。また何かの機会に訪船させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
花粉症に負けず、航海頑張ってください。
そうそう…本船のセイルは正確には7枚有しております。
7枚全ての総面積は畳にして約240畳になります。
Dawn Treaderは今月26日から行われる社員研修航海のため、現在、横須賀から清水に向かう航海の途次です。
個人的に私の帆船ライフのHPを開設しておりますので、よろしければご覧になってください。
『ちょっさぁの部屋』はこちら…http://www.geocities.jp/d_t_isa/
ちょっさぁさん、セイルは7枚ですね。失礼いたしました。いつかは帆走している姿を絵に描いてみたいと思っています。
HPもお気に入り登録させていただきます。
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