氷川丸、横浜出港！

＜ＵＳＯウェブニュース、６月７日付けより転載＞

梅雨の中休みの晴れた空の下、本日午後五時、乗客約二百人を乗せた戦前建造の日本郵船の貨客船「氷川丸」が、保存船として係留されて以来４８年ぶりにそのエンジンに火が入り、歴史的な日本一周クルーズに横浜港を出港して行った。この日、「氷川丸」の晴れ姿を一目見ようと横浜港大桟橋には数万人の船ファンが訪れ、永年親しんで来た横浜港のシンボルとのしばしの別れを惜しんだ。今後「氷川丸」は１４日に寄港する静岡県の清水港を皮切りに約半年をかけて時計回りでの日本一周航海を行ない、１２月には再び横浜港に戻って来て元の保存船として一般公開される予定。">梅雨の中休みの晴れた空の下、本日午後五時、乗客約二百人を乗せた戦前建造の日本郵船の貨客船「氷川丸」が、保存船として係留されて以来４８年ぶりにそのエンジンに火が入り、歴史的な日本一周クルーズに横浜港を出港して行った。この日、「氷川丸」の晴れ姿を一目見ようと横浜港大桟橋には数万人の船ファンが訪れ、永年親しんで来た横浜港のシンボルとのしばしの別れを惜しんだ。今後「氷川丸」は１４日に寄港する静岡県の清水港を皮切りに約半年をかけて時計回りでの日本一周航海を行ない、１２月には再び横浜港に戻って来て元の保存船として一般公開される予定。

というわけで、「氷川丸」は遂に本日旅立ってしまいました。

わたしは残念ながら仕事のため、見に行くことが出来ませんでしたが、大桟橋は昨年のクイーンエリザベス２の来航の時以上の人出だったそうです。

本来であれば、孫にもあたる「飛鳥」が一緒にいて汽笛で祝ってくれれば最高なのですが、現在世界一周クルーズに出ている途中なので、それは叶いませんでした。

それでも、大桟橋停泊中のレストランクルーズ船の「ロイヤルウイング」をはじめ、横浜港内の数多くの船が汽笛を鳴らして４８年ぶりの彼女の船出を祝ってくれたそうです。

ちなみにいまのところ予定している今後の寄港スケジュールは

６月１４日 清水港、日の出埠頭
６月２１日 名古屋港、ガーデン埠頭
６月２８日 神戸港、中突堤
７月５日 高松港、サンポート高松
７月１２日 広島港、１万トンバース
７月１９日 高知新港
７月２６日 鹿児島港、マリンポートかごしま
８月２日 那覇港、安謝新港
８月上旬 長崎港、松ヶ枝埠頭
８月中旬 博多港、中央埠頭
８月下旬 隠岐西ノ島、浦郷湾
９月 舞鶴港
９月 伏木富山港
９月 新潟港
９月 小樽港
１０月 函館港
１０月 八戸港
１０月 石巻港
１１月 大洗港
１１月 小笠原二見港
１１月 東京港
１２月上旬 横浜港帰港

以上ですが、その時の船長の気分で増えたり、減ったり、変更になったりする可能性もありますのでご承知おきください。

※以上の記事は、わたしＰＵＮＩＰが勝手に考えた「氷川丸」の仮想（ヴァーチャル)クルーズであり、現実の話ではありません。
くれぐれも日本郵船さんや横浜港など、関係各機関に問い合わせたりなさらないようお願いします。
本物の「氷川丸」はずっと横浜港、山下公園にいますよ〜ん。