昨日、東京港にはじめてやって来たイタリア客船「コスタ・アレグラ」(コスタ・クルーズ、28430トン、1969年建造)
いままで多くの雑誌やネットでその呆れたスタイルを知ってはいたものの、実物を見てみるとやっぱり開いた口が塞がりません。
この船、古いコンテナ貨物船を18年ぐらい前に客船に改造したものなのですが、だからと言ってなにもこんなかたちにしなくたっていいのでは?と思ってしまいます。
でも実はこういう船は大好き♪今回の東京来航を本当に楽しみにしていました。
結局、入港も出港も仕事の都合で 見られずじまいでしたが、晴海の船客ターミナルのデッキから十分に「へんなふね」ぶりを堪能させていただきました。
まずはいつもの通り、豊洲から「アーバンランチ」に乗船。青い晴海大橋の向こうに黄色い煙突の「コスタ・アレグラ」の姿がちょっとだけ見えます。
「アーバンランチ」は今日はちょっと遠めを通過。でもこの船、意外と小さいなぁ・・・
このままお台場に向かいます。
お台場で水上バス「ジュビリー」に乗り換えて、晴海埠頭へ。
「コスタ・アレグラ」の数多くある特徴のひとつ、3デッキが総ガラス張りになった船尾部分。船籍港はジェノヴァです。
晴海埠頭から見た船首。SOLASフェンスのせいで、このアングルが精一杯。晴海埠頭は本当に客船ウオッチャーには不親切です。
「コスタ・アレグラ」の船名表記にはなぜか漢字も書かれていますが、全く読めません。
ブリッジの下に大きな丸窓がずらりと並んでいる客船というのもあまり見たことがありません。
送迎デッキから見た船体中央部。このあたりが妙にやせ細っていて、どうにもクルーズ客船のようには見えません。じゃあ何に見えるのか?って聞かれると困りますが・・・
一方、船体後半部はいかにもクルーズ客船らしい華やかな雰囲気に溢れています。煙突はコスタの客船のトレードマークでもある円筒形で、よく見るといくつもの排気筒の集合体になっています。
煙突の後ろのドームはプラネタリウムでは無いと思います。
煙突のアップ。黄龍さんのブログで知っていて覚悟はしていたものの、このあたりから「ドルン、ドルン」と実にうるさい音を終始立てています。こんなうるさい音をたてる客船は初めて、発生源はどこか判りませんが、どうやら白いキセル型のベンチレーター(?)が怪しいぞ。
船尾のこのデッキの連なり、以前から写真で見ていて一体何に使うデッキなのか?気になっていましたが、結局よく判りませんでした。あんまり有効活用はしていないみたいです。
なんじゃあぁぁぁこりゃぁぁぁぁ????
最後はいつもの、ゆりかもめ「市場前駅」からのショットです。
面白い、もとい、ユニークな客船ですね。ポチ!です。
おはようございます。残念ながら今回は晴海に行けませんでした。
10月にリベンジします。秋空の元撮影したいものです。
しいて言うならば横浜・大桟橋にも寄港して欲しいですね。
この船見に行きたかったです。29日予定していたのですが、家でぱしふぃっくびいなすのイラストを描いてました。昨日は天気も回復して良かったですね!
待ちに待った船とやっとご対面できましたね^^
東京港で見ると都会の風景の中にあって、いつもとは違った感じ
に見えます。
おっしゃる通り、見れば見るほど本当にへんちくりんな船です。
総トン数も3万トンに満たない船ですから、最近の巨大な船を
見慣れていると、どうしても小さく見えてしまいますね。
大きさ的には、AMADEAやALBATROSと同クラスです。
エクステリアとインテリアについては、フェリーと豪華クルー
ズ客船との中間に位置しているのではないでしょうか。
3枚目と5枚目が良い感じに撮れてますね。ポチ♪
本当に面白い形ですね 貨物時代の形と比べてみてみたいですね(^^)
この前 衛星放送で大昔の(70年代?)映画 ジャガーノートという客船に爆弾が仕掛けられて〜という映画を観ました これは私が中学生くらいの頃 安い映画館で自販機チケットで見た記憶があるのですが内容はさっぱり忘れてました(^_^;) 劇中ではブリタニック号という船名で 英国から北米に向かう設定でした おそらく今はこの船はもう存在せずスクラップになってるのでしょうかね・・(^_^;)
東京港も良好とはいえないお天気のようでしたがお疲れ様でした。外観をトータルで見ると無理やりって気がしますけど部分的に見ると綺麗な、でもやっぱり風変わりな船だと思いました。私の場合一日中見ている気にはなれなくって夜景はパスしました。
いかにもコンテナ船な船体形状ですね。
規則正しく並んだ舷窓はおそらく、外板付きの骨の間を狙って開口したのでしょう。ホールド開口が大きい分、一部のフレームやロンジ(と外板)に特に強度を担わせないといけないコンテナ船に、船室なんかどうやって収めたのか気になります。コスト・手間がひどかったのではないでしょうかね。
これがイタリアンデザインなのかと思ったら、元はコンテナ船だったんですか。客室の窓が小さい分、船尾のガラス張りでサービスしているのかもしれませんね。船首の漢字「歌詞達」は「コスタ」かな?
コンテナ船を客船に・・こんな事があるのですね〜。
真っ白で素敵な船ですね〜。
煙突も個性的ですね。
PUNIPさん、色々な船に乗り換え撮影場所も熟知して流石です。そのフットワークにも敬服します。
ポチ☆。。。
クジラさん、あの大雨じゃ仕方ないですよね。翌日も朝から曇り空でわたしが用事があって帰らなければならない頃にやっと日が射してきました。
10月の再来京に期待しましょう。
でも今度は横浜に来てもらいたいですね。
ONnojiさん、実にユニークな客船でした。今度機会があったら見に行ってみてください。
わっつさん、大雨の日は家にこもって絵を描くのが一番です。
10月の秋晴れのコスタアレグラを期待しましょう!
黄龍さん、本当に待ちに待った客船です。
一昨年の長崎初来日のときから羨ましくて仕方がありませんでした。
長崎の風景とはまた別の雰囲気に見えますね。
それから、黄龍さんの言っていた「エンジン音のうるさい船だということがよ〜く判りました。
ゆうさん、現在の姿とコンテナ船時代の姿はまるで違うのでびっくりすることと思いますよ。
映画「ジャガーノート」の「ブリタニック」は先日、この東京港に来ていた「マキシム・ゴーリキー」です。
http://blogs.yahoo.co.jp/tim_nakins/53901975.html
SAKIさん、トラックバックありがとうございました。
いろいろな意味で風変わりな船で楽しめました。
わたしは夜景が見たかったのでちょっと残念です。
のーむさん、なるほど、コンテナ船の客船改造は決して楽なものでは無いのですね。
このころのコスタ・クルーズは船隊を急激に拡張している時期なだけに新造船が出来るのを待っている余裕が無かったのかも知れません。
松本あずささん、なるほど「歌詞達」って書いて「コスタ」って読ませるのですね。わたしはてっきり「コスタ・アレグラ」という船名を意味しているのだと思っていました。
ところで、今回は見に行かなかったのですか?
mokoさん、いえいえ、香港でのmokoさんのフットワークの足元にも及びません(笑)
今度わたしも晴海埠頭でphoto OK?って言ってフェンスの中に入ってみようかな。間違いなくつまみ出されますけど・・・
キャビンの大型丸窓2連装で、明るいでしょう。
(にっぽん丸)もこれぐらいの、丸窓だと楽しいでしょうに。
下の小型丸窓はクルースペースで・・
たかまる
たかまるさん、たしかにこのくらいの丸窓2つ並びだと明るいでしょうね。
わたしはベランダつきのキャビンより、こんな丸窓のキャビンのほうがいかにも船旅らしくて好みです。
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