日本一周クルーズ中の保存船「氷川丸」は小笠原諸島・父島から千葉県の館山に向う途中、機関にちょっとしたトラブルが発生したため、伊豆の下田港に臨時寄港しました(修理はすぐに終了)。
ここは伊豆半島の東南部にある深い入り江になった天然の良港。
1854年(嘉永7年)、アメリカ全権、マシュー・ペリーによって締結された日米和親条約により開港された横浜よりも古い港で、現在では当時の黒船を模した遊覧船サスケハナが港内めぐりクルーズで就航しています。
イラストはそんな下田港内に錨泊仲の「氷川丸」。左手奥に見える青い小型客船は神新汽船の下田〜伊豆諸島航路用貨客船「あぜりあ丸」(480トン、1988年建造)です。
明日は千葉県内房の館山港に入港。いよいよ東京湾に入り、長かった彼女の旅もエピローグを迎えようとしています。
さて、今後の彼女のスケジュールですが、当初の予定より少し遅れまして20日(木)に横須賀新港到着。22日(土)に東京港に入港。
母港である横浜港に帰港する予定は11月24日(月) と変更になりました。
さあて、そろそろ山下公園に浮かばせてあるレプリカの「氷川丸」の撤去準備をしなくっちゃ!ね
父島〜下田直行便ですか・・・(^^)v
下田船渠のあったころ「ははじま丸」(初代)が毎年一回検査入渠のため、小笠原より下田港へ回航しお化粧直しや修繕工事をし、一年間の疲れを癒し、再び帰っていきました。
ここ下田は湯量の豊富な温泉地でもあり、乗組員の方々も温泉につかり日頃の汗を流していました。
「氷川丸」の皆様も短時間の入港ではありましたが、市中にある開国の歴史や温泉を楽しまれたようです。
あまり有名ではありませんがちょうどPUNIPさんが眺められたあたりには日本に最初に赴任した駐日領事ハリスの宿舎があり、飲乳発祥の地の碑があります、当時、牛乳を飲用しなかった我が国においてハリスが近隣の者に命じて用意させたようです。
いよいよエピローグですね、ご安航をお祈りいたします。(UW)
臨時寄港… 妙にリアルで…
レプリカ氷川丸くんも心配してるかも
いよいよ終盤を迎えましたね。
あと1週間ちょっと・・・無事な航海をお祈りします。
長い日本一周クルーズも終わりに近づいてきました。
私もそろそろ荷物をまとめて下船の準備をします。
黒船下田はの黒船祭りに一度行きたいですねえ。
今名古屋でペリーと黒船展が開催中来週に行く予定です。
toshi@maruさん、下田港の詳しい解説をありがとうございます。
下田船渠のあるころは東海汽船関係の船で賑わっていたのでしょうね。
その名残を探しに・・・出掛けてみたいです。
のほほんほんさん、大丈夫、すぐに修理は完了しました。単に「氷川丸」が下田に寄りたいためにぐずっだけだったかも(笑)
sunburnさん、もうじきこの航海も終わりかと思うと、なんとなくわたしも寂しいです。
浦郷湾さん、「氷川丸」のタラップから降りてくるところをぜひ写真に撮ってブログにアップしてくださいね!
たかまるさん、下田の黒船祭りはさぞや賑やかなのでしょうね。
石廊崎遊覧船も千石船風で面白そうです。
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