「バルモラル」横浜出港

本来ならば、先日の「アートフリマ」の流れで横浜港大桟橋の「シルバー・ウィスパー」の見物を記事にするべきところですが、本日バハマ船籍のイギリス客船「バルモラル」ＢＡＬＭＯＲＡＬ（４３５３７トン、１９８９年建造）の出港シーンを見てきましたのでそちらのリポートを先にお届けします。

赤レンガ広場から･･･ 今回は外国客船にしては珍しく、大桟橋のＣ岸壁に船首を外に向けた「出船」のかたちでの停泊です。「飛鳥」ではおなじみの光景。

東京港の「モナ・リザ」に続いて、わたしがＢ岸壁に「入船」で想像して描いた予想図がまたしても外れてしまった〜

みんなどの船も、意地悪でやっているとしか思えませんな（泣）・・・ってそんなわけ無いか

大桟橋に到着、出港までに時間があったので「ロイヤルウイング」に乗船。

知り合いのＴさんとデッキでばったり遭遇し、ふたりで春うららかなのんびり船旅を楽しみながら本邦初来航の「バルモラル」を船上から眺めました。

沖合いに出ると、遥か向こうを東京港を正午に出港した「ふじ丸」の姿を見かけました。

「ロイヤルウイング」から見た「バルモラル」

船体延長工事を含む大改造でかなりかっこ悪くなったかと思っていましたが、なかなかどうして素敵な船です。

この船が最初はどんなスタイルをしていて、どんだけ改造されたかは また日を改めてご紹介します。

山下公園のほうを見ると「氷川丸」が巨大お化けクモに襲われていました。頑張れ〜！負けるな〜！氷川丸タン！（fismajarさん、ごめんなさい）

フレッド・オルセンの煙突。ここには昔は王冠が輝いていたんだけどなぁ

このファンネルマークの意匠が何を意味するものなのか知りませんが、わたしにはどうしてもなぜか喜んでいるサカナのあたまにしか見えません。

大桟橋に戻って船尾を撮影

船尾のサンデッキのアップ。

プールサイドで乗客の方たちが春の柔らかな日差しを浴びて思い思いにくつろいでいるいかにもクルーズ客船らしい光景です。

午後５時、定刻の出港時間になりましたがボーディングブリッジは外されず、綱とりの皆さんの姿も見えません。

どうしたんだろうと思いながら１０分ほど経過したところで、Ｙ！ブログ仲間のわっつ画伯からわたしのケイタイにメールが･･･ 内容は「出港が１時間遅れて６時になるそうですよ」

え〜！！！知らなかった〜 わっつさん、サンキュです！

船体の日陰になって寒くなってきたので早速Ｔさんと一緒に大桟橋のロビーに避難。

それを知らない他のギャラリーの方々は延々とくじらのせなかで待っておられました。

午後６時、もうだいぶ日も沈んできました。

やっと出港です。今回の乗客の皆さんは日本の満開の桜を十分に堪能されたのではないでしょうか

出船接岸だとあっという間ですね。

さようなら〜 また日本に来てね