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2隻のソ連客船

Y!ブログ仲間の岬さきっちょ=SAKIさんさんのリクエストで神戸港第4突堤に集う往年の2隻のソ連姉妹客船です。もちろん現実にはこうしてこの2隻が神戸港に並んだことはありません。あくまでSAKIさんの撮った2隻の写真を基にした想像図です。

手前はソ連黒海船舶公社の「レオニード・ソビノフ」LEONID SOBINOV(21,637トン 1954年建造)

キュナードラインのカナダ航路客船「サクソニア」として建造、その後「カーマニア」と改名され、1973年ソ連に売られてこの船名になりました。日本には1977年初来航しています。

奥は全く同型の極東船舶公社所属の「フェドール シャリャピン」FEDOR SYALYAPIN( 21,406トン 1955年建造)

やはりキュナードラインの「アイヴァーニア」として建造、その後「フランコニア」と改名され、1973年にやはりソ連に売られてこの船になり、翌74年に横浜に初来日しています。

わたしは「フェドール シャリャピン」を横浜で見た記憶がありますが、かつての北大西洋定期航路時代の面影を十分に残したオーシャンライナーに強い憧れを抱いたものでした。

実はこの姉妹、キュナード時代にもう2隻の姉妹船があってそれぞれ「カリンシア」と「シルバニア」と呼ばれていたのですが、彼女たちはシトマーラインに売られ大改装されてしまいました(「シルバニア」のほうは晩年「アルバトロス」という名前で東京港に来航しています)。

SAKIさん、ずいぶん前にリクエストいただいたのにこんなに遅くなってしまってごめんなさいね。

saKicho

PUNIPさん、ありがとうございます。時期こそ違え同じ年に2隻がそれぞれ横浜、長崎、神戸とやってきました。
北大西洋定期航路客船として活躍していたと聞いて大いに興味があり港に出かけていったものです。
丸い煙突が印象的で大好きでした。夜、船内からは「モスコー広場の夜は更けて」なんて音楽が流れてきていました。
神戸の街も超高層ビルといえばポートタワーを除けば26階建ての神戸商工貿易センタービル(貿易センタービル)ただ一棟のみという時代でした。
当時のことが走馬燈のように思い浮かびます。
おおきに!ありがとうございました。
☆☆☆☆☆ポチ!

SAKIさん、1ヶ月半もかかってしまって申し訳ありませんでした。
実は一度描いてはみたものの満足できる出来栄えではなかったために廃棄して描き直した作品です。
この2隻、同じ世代のP&Oやカナディアン・パシフィックの2万トンクラスの客船と相通ずるクラシカルな英国客船らしい味わいがありますよね。「ザ・トパーズ」が懐かしく思い出されます。

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