ついに大桟橋にその麗姿を現した元、イタリアンスーパーライナー「オセアニック」
船名もその姿も44年前の建造当時のままというのがわたしのような古い客船ファンには実に泣かせます。
いや〜それにしてもなんて美しい船なんでしょう・・・ため息が停まりません
20数年前、このまさしく同じ場所に準同型姉妹船(本当は違うんだけどそう思い込んでいる)の「エウジェニオC」が接岸されていて、その船内見学をした時のことを思い出しました。
ピースボートさん!ほんとにほんとにありがとねっ!!!!!
今回は最上デッキ11階のサンデッキとその下のプールデッキです。
今でこそ当たり前ですが44年前ではまだ珍しかった専用デッキ付きキャビン。ブリッジデッキの真下に位置しています。
屋根が無いのでベランダではなく、正真正銘の「バルコニー」ですね〜
バルコニー・スイートの後ろにあったジム。これも建造当時からのものです。
ガラス開閉式のプールエリア「マグロ・ドーム」を上から見たところ。福岡Yahoo!JAPANドームの小型版ですな。
これも今では当たり前ですが当時としては画期的な構造でした。
サンデッキの最後部、ここから船尾まで短いデッキが棚田のように連なって往年の名客船「ノルマンディ」を髣髴とさせる、この船の数多い美しい部分のひとつです。
でも・・・「洋上運動会」をやるには狭すぎるかも・・・
一段降りて、プールデッキ(10階)の最後部にはジャグジがあります。眺めは良さそう
でもこのあたりのデッキ、昔は全部ウッドデッキだったはずなんだけどなぁ・・・
ジャグジのデッキの前部にあったディスコをつぶして造られた客室。公室用の広い窓は明るいけど、なんだか落ち着かなさそう
この並びにベランダ(屋根がある)付きのキャビンも増設されていて、このあたりが一番建造時と変わった部分です。
でも外見ではほとんど判りません。
先ほど上から眺めた全天候型プールエリアの下部。変形のプールがふたつ並んでいて、リゾート気分満点です。
プールエリア前方を見たところ。
ブリッジの後ろの球形ドームアンテナの存在が建造時と一番違う部分かも知れません。
さっきから1965年新造時の写真を見ながらこの記事を書いているのですが、どうしてもそのくらいしか違いが見当たりません。
これは実は驚異的な事なんですね。
プールエリアのすぐ後ろにある隠れ家的な小さなバー。
往年の銀幕のスターたちの写真をたくさん飾っていました。
リドデッキ前方のスペース。ここはたしかプールサイドカフェだったはずなのですが・・・ビュッフェカウンターしかありませんでした。
図書室・・・狭っ!
プールデッキ最前部の展望ラウンジ。
かつては「サンライズ・テラス」というロマンチックな名前がついていたようです。
今はピースボートお約束の居酒屋、泣く子も黙る「波へい」です。なんだかなぁ〜
前部デッキの展望。
オーシャンライナーの証し、貨物用のクレーンが4基(後ろの2基はアームのみ)見えます。泣かせます。
普通、こういうのは改造の際、取っちゃったり、船室を増設したりするものなのですが・・・
今でも使っているのでしょうか?って言うか使用可能なのでしょうか?
次回はこの下のデッキをご紹介します。
うぅぅ〜 素晴らしいぃぃぃ
専用デッキ付きキャビンは最高ですね が、デッキチャアーが...
サンデッキにプールデッキがチーク材だったら会社に何を言われようが行ってました オールチーク張りの姿を見てみたかった
しかしプールエリアのイスが...なんともプアー
この美しい彼女にはふさわしくない!!って思うのは私だけ...
夜景撮影してきたのでTBさせていただきます
綴られた文章に このお船への愛を感じました(^@^*)ノ凸
行きたかった!!です、申し込んでいましたが残念でした。
「MONA・LISA」とは全く雰囲気が異なりますね。
第2回目楽しみです、
とてもきれいに整えられていますね。
外装・内装とも、気合が入ったメンテナンスをしたようですね。
傑作!!
ジャグジ、眺めも良くて最高!
船体内外のデザインとそのサイズには、私も目を奪われます。
大さん橋のクジラをすっぽり呑込むサイズも登場、
44年前というと1966年。変わらぬ美とやら。
長旅の航路。
海上の「都市建造物」、動く街。
高い甲板から眺める現実の街。
大海原から、それ眺める視点は
航空路の上から見下ろす視点とも異なり
地殻つながりの「海に浮か島々:陸上」の人間生活と
その人間の存在に、改めて新たな発見を致す思いです。
水平線へ陽炎のように立つ「玩具のように見える船とふね」
涼しい風にあたり乍ら、思わず「ぁぁ気持ちいいね〜」と。
願わくは
甲板のデザインと用途のご考案をーーと。
海へドッポンしない程度に〜
往年のオーシャンライナーはスタイルがイイですね。
ティッシュBOX型はそればそれでイイんですが、やっぱ流線型のオーシャンライナーの方がイイなぁ・・・。
プロムナードが開放されていればもっと良かったと思うのは僕だけ?
TBありがとうございました。
こちらからもTBしますね^^;
肝心なスィートを見てきませんでした。
現実的なところを重点的に回ったり、デッキで風に当たりのんびりとしていました^^;
ロイヤルウイングも乗ろうか迷った挙句に乗らなかったのです。
その写真も楽しみにしています。
ポチ☆。。。
つ、ついに来ましたかぁ!
実に美しい!この頃の客船が一番輝いていたように思うのは私だけでしょうか?
願わくば、船体のPEACE BOATのロゴを消してほしい。
こんばんは。
ジャグジ前の客室、部屋のグレードは値段から高い方なのに落ち着かないですよね!
TBさせて頂きます。
いい形ですねー。こんな形の船が好きです。みなさん、見学に行かれたようですね。羨ましい、このところチャンスがなく残念ながら見過ごし何隻もありました。トシ
わっつさん、ウッドデッキはがっかりするほど少なかったですね〜
そのあたりは「モナ・リザ」に遠く及びませんでした。
面積だけで言えばロイヤルウイングにも負けてるかも知れません。
でもシックでいい船でしたよ〜
とんとんしゃん、ありがとうございます。
昔からの憧れの彼女です。やっと出会えた気がします。
kujiraさん、わたしは乗る前もっと「モナ・リザ」に雰囲気が似ているかと思いましたが、実際に乗船してみるとどちらかというと「ザ・トパーズ」に近い船でした。
アントンさん、内装は決してゴージャスというわけではありませんが、手入れが行き届いていて雰囲気はよかったです。
大海原を眺めながらジャグジに入っていたいですね。
shionさん、美しいものはいつまでも色褪せないものですね。
カワイさん、プロムナードデッキがガラス窓で囲われているのは、この船が寒い北大西洋定期航路も就航することを考慮された設計になっているからです。
「ザ・トパーズ」も同様の長いプロムナードデッキがありました。
mokoさん、船内見学ってべつに何もかも見なければいけないってものではないですからね。その船の雰囲気がつかめれば十分だと思います。
デッキでのんびりして実際にこの船で航海をしている気分に浸るのが一番いいかもしれません。
DOCKさん、ついに来ましたよ〜
本当にこの頃の客船は輝いていましたね〜だいぶ残りが少なくなってきたのが残念です。
広島にも寄港するといいですね。
はまねこさん、わたしは最初、あのジャグジ前の部屋が客室だとは思いませんでした。ちょっとびっくりです。
トシさん、ここのところ来航客船が多すぎてスケジュール調整が大変ですよね。
どれかは犠牲になってしまいます。
次回、横浜に戻ってきたときは是非!
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