先日、清水にアメリカ客船「クリスタル・セレニティ」が来航した際のPUNIPの清水港訪問記
今回が最後になります。
港内遊覧クルーズ船の「ベイ・プロムナード」を三保で下船し、最初に向ったのは、東海大学海洋科学博物館の入り口前に保存展示されている同大学の海洋実習調査船「東海大学丸二世」(701トン、1968年建造)です。
この船を現役時代に最後に見たのは、たしか東京港、わたしが高校時代だったと思います。
ですからもう30年以上ぶりの再会なんですね。お互い年取るわけです・・・
聞いた話では現役引退してここに展示する際、喫水線から上をいくつかのブロックに分けて陸路トラックでここまで運ばれ、ここで再度組み立てられたとか・・・
小さな船とはいえ、大変な作業ですよね。
以前は船内を一般公開していたようで、タラップには「入り口」とか「見学者通路」とかのプレートがあります。
いまはしっかりとチェーンがかかっていて入ることは出来ません。
保存状態はおおむね良好の様子、きっとOBの方々が大切にしているのでしょうね。
詳しいこの船のスペックおよび歴史はこちらをご覧ください。
「東海大学丸二世」に別れをつげて、三保半島の突端にある真崎に到着。
白砂青松、富士山、浜辺に打ち上げられた小舟・・・う〜ん、町のお風呂屋さんで見かけるような素晴らしい光景です。
ここに来た目的は目的は対岸の興津埠頭に停泊している海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」 (59500トン、2005年建造)を見ること。
このころ、清水の沖合いにいることはアートフリマのときに遊びにこられたJAMSTECの人に聞いて知っていましたが、日の出埠頭から見たときどうやら補給のためか入港しているようなのでこれはチャンスと近くで見ることにしたわけです。
いたいた・・・ん?????停泊しているはずの「ちきゅう」がだんだん大きくなってきたぞ?
そのうちなんと横を向きはじめました。
おお〜 しゅ、出港だぁ〜
偶然にも補給を終えた「ちきゅう」が興津埠頭を出港する瞬間にここに到着したわけなんですね。
じつはわたしはこの船を目の前でみるのはこの時がはじめて、しかも航行中の姿を見た人はそんなに多くないはずです。
「ちきゅう」はわたしのいる浜辺のすぐ目の前を通過していきます。感激〜♪♪♪
今時の高校生風にいうと「やべぇ!っつかチョーでけぇし!」(←日本語に訳すと「かっこいい!ものすごく大きいな」という意味)
もう夢中になってシャッターを切り続けました。
日本が誇る世界最大級の調査船と富士山、なんとも象徴的な光景です。
試験航海のため、駿河湾沖合いに出て行った「ちきゅう」
まだしばらくはこの沖合いでいろいろな試験を行っているようです。
この岬は天気さえ良ければ入港してくるいろいろな船と富士山のツーショットがいくらでも撮れます。
これは韓国のコンテナ船STX TOKYO(8306トン、1997年建造)
アントンさん、ごめんなさい・・・勝手にリンクしちゃいました・・・
川崎汽船のコンテナ船PEARL RIVER BRIDGE(15821トン、2008年建造)
東京港や横浜港に比べると比較的小さなコンテナ船が多いようですが、「ちきゅう」出港後、ほんの30分ぐらいのあいだに立て続けに入港してきました。
静岡地区のシップウォッチングには最高の場所ですね〜
「クリスタル・セレニティ」の入港見物からはじまったわたしの清水港散策は以上で終了です。
このあと、「さくらえび」のふるさと(?)である蒲原に立ち寄って保存船「さくら丸」を見たり、名物料理のさくらえびやきそばを食べたりしたのですが、それはまた別の機会に・・・
「ちきゅう」カッコいいですっ!!!
「ちきゅう」
あの掘削ドリルのヤグラは特徴的ですね!
この船をこんなにすぐ近くで、それも航行中の姿を見られたなんて幸運でしたね〜!
良い物を見せていただいてありがとうございます!!
ちきゅうマジかっけぇ!チョー撮りたいんだけどなかなか見れねーし。
若者言葉なんか打つとATOKに変な癖が付きそうです。
富士山をバックに航行する「ちきゅう」いいですねぇ。
富士山をバックに次々船が通るのは圧巻ですね〜!!
ちきゅうも見られたし、高校生語解説も見られてポチ〜!!
当日沖合いから興津埠頭に戻る「ちきゅう」を私も確認しました。
TBさせて下さい。
(クリスタルl セレニティ)の後に三保まわりで大活躍でしたねえ。
(ちきゅう)に会えたのはラッキーでしたよ。
名古屋ミナト公開時に見学しましたが、最新設備の船で
正に日本代表の船です。いいショット! ポチ!
たかまる
ウォ!!「ちきゅう」!!
やっぱ駿河湾にいたんだ!!
先週末から今日にかけて、伊豆半島 大瀬崎の沖合いの駿河湾上に櫓が1本突き出ているのが確認できました。
今日は白い船体も確認できましたよ!
焼津の海岸からは遠すぎたし、何より車を運転中だったので写真は撮れませんでしたが・・・・。
これはコメントせざる得ないですね^^
まずは東海大学丸二世は綺麗ですねぇ!今年は見に行こう!
「ちきゅう」の出港も素晴らしいですね!
大型のトラスが琴線に触れます。いずれもHDに入れちゃいましたm(_ _)m
以下、今後の「ちきゅう」の予定です。
・駿河湾における掘削訓練 5月4日頃まで
・新宮港入港、資機材積込み等 5月6日頃
・新宮港出港 5月10日頃
・第1次研究航海(IODP Expedition 319-1) 5月中旬〜7月末頃
・第2次研究航海(IODP Expedition 319-2) 8月初旬〜8月末頃
・第3次研究航海(IODP Expedition 322) 9月初旬〜10月初旬
南海トラフの調査です。http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20090420/index.html#z01
MLより
こんばんは。いい写真ですね〜
29日も清水港で狙い目ですよ。私も見に行く予定です。
富士山がはっきり見えているといいんですけどね。
そういや、5/16はJAMSTEC横須賀本部の一般公開の日です。
「かいよう」の体験乗船(抽選)もありますよ(午前中の締切は4/30、午後は当日申込後に抽選)。
http://www.jamstec.go.jp/j/pr/public_open/yokosuka/2009/index.html
こんばんは。
客船、帆船、保存船、調査船、コンテナ船・・・
スゴイ!また珍しいモノが多いですね。傑作!
お疲れ様でした!
のほほんほんさん、「ちきゅう」はかっこよかったです。
沖縄にもやってくるといいですね。
ぽんぽこりんさん、わたしもまさかこんな姿が見られるとは思ってもいませんでした。
岬に到着した直後だったので本当にラッキーでした。
松本あずささん、若者言葉、普段でもマジ使ってしまいそうで怖いです(笑)身近にそんな言語を使うヤツがいるもので・・・
「ちきゅう」は一度船内見学をしたいですね。
kikiさん、富士山をバックの入港シーンは最高です。
でもこれからの季節は空気が澄んでいないのでなかなか難しいかもしれません。
秋から冬が撮影にはいいですよ・・・寒いけど
shouさん、トラックバックありがとうございます。
何の予備知識も無しでこの「ちきゅう」を目撃したのですね・・・
おそらくそうとう驚いたことと思います。
調査船としては桁外れのサイズですからね。
タカマルさん、2隻の巨大船を見られて大収穫の一日でした。
名古屋港でも「ちきゅう」は一般公開をしていたのですね。
カワイさん、まだしばらくは駿河湾にいるみたいです。
28日にも興津埠頭で入出港が見られるみたいなので是非、見に行かれてください。
fismajarさん、「東海大学丸二世」の保存状況はなかなか良かったです。
船内に入れないのがちょっと残念でしたが・・・頼めば入れてくれるのかな?
見に行くときは新蒲原駅前の「さくら丸」とセットでどうぞ
「ちきゅう」の今後の予定もありがとうございます。
キートンさん、先日はアートフリマに来ていただき、また貴重な資料をいただきありがとうございました。
あとで知ったのですが、駿河湾滞在中は毎週水曜日が興津接岸みたいですね。
そうすると今度の28日が最後になるのかな?
5月16日のJAMSTEC一般公開の情報もありがとうございます。土曜日かぁ〜わたしは残念ながら行けません・・・(泣)
はまねこさん、本当に色々な種類の船に出会えた一日でした。
とても美しい港なのでたまには遠征してみてください。
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