いよいよ残すところ、明日(23日)、明後日(24日)の2日間となってしまいました横浜元町のお花屋さん「エドウィン・アール・モレナール」で行われているわたしとブログ仲間わっつさんのオランダ船絵画展。
展示しているわたしの作品のうち、これまで来て頂いたお客様の中で評判がいいのがこの戦前のオランダ、ホランド・アメリカ・ラインを代表する客船「ニュー・アムステルダム」NIEUW AMSTERDAM(36982トン、1936年〜1974年)です。
この船は自分自身でも歴代のHALの船の中で一番好きな船なだけに描くときも一番気合が入りました。
まだのかたはぜひ見てきてくださいね。
ところで、かつて特撮怪獣映画を大得意としていた東宝が作った映画に「宇宙大怪獣ドゴラ」という三流作品があったのですが、そのポスターでどう見てもクラゲにしか見えない怪獣ドゴラに吸い上げられる船としてこの「ニュー・アムステルダム」がかなり正確なデザインで描かれています。
興味をお持ちのかたは「宇宙大怪獣ドゴラ」で画像検索してみてください。
もちろんわたしは劇場でこの映画を見たことは無かったのですが、後年にたまたまレンタルビデオ店でこの映画のビデオを発見し、「うぉ〜!!!!、ニュー・アムステルダムだぁ〜」と興奮して衝動借り(?)をしてしまいました。
ストーリーのあまりのつまらなさ、特撮のあまりの安っぽさ(とてもあの名作のゴジラやモスラを作った同じ会社とは思えない)に我慢して見ていったのですが、結局最後までこの船は一度も出ず仕舞い・・・(泣)
キュナード・ラインやフレンチ・ラインの客船ならいざ知らず、日本に一度も来航したことの無い客船を、しかも本編中に登場するわけでも無いのにポスターの一番目立つレイアウトに持ってくるという製作者の意図・・・う〜ん、知りたくて堪りません(笑)
よほどの客船マニアだったのかなぁ
船尾のカーブが美しいです
・・・・(@^−^@)にこ
先人にもやはりマニアがいるわけですね(^_^)
ゆるく湾曲した船体が良いですね。今、元HALに所属していた船でポーランド船のStefan Batoryを船模型で製作しています。HAL時代はMaasdamと言う名前で、最後のトランスアトランティックライナーなのだそうです。規模はニュー・アムステルダムとはまるっきり違いますが、やはり船体の曲線は美しい。できはあまり良くないのですが、自己満足で楽しんでいます。
ドゴラ、検索して見てきました!本当にこの船ですね!
あんないかにも三流っていう映画に「ニューアムステルダム」が描かれているのもすごいですが、それを見つけて最後まで見続けたPUNIPさんはもっとすごいです(笑)
ふねきちさん、このころの船の円錐状の船尾はじつにいいですよね。
時代とはいえ、最近の角型船尾はやはり美しさに欠ける気がします。
yuさん、この客船を使うというのは相当のマニアなのだと思います。
それともたまたま目に付いただけなのかな?
Berlinerさん、「ステファン・バトリー」=「マースダム」・・・いい船でした。
HAL時代の姉妹船の「ラインダム」がギリシャに売られてかなり醜い改造を施されてクルーズ客船になったのに較べると、船体を黒く塗られただけでオリジナルをほとんど保ったままの彼女の一生は幸せだったと思います。
完成、楽しみにしています。
旅びっとんさん、ご訪問ありがとうございます。
ペンミさん、いや〜最後まで見るのがほんとうに辛かったです。
見つけちゃったのが運の付きといった感じですかね。
こんな理由でこのビデオを借りた人もまず他にいないでしょうね。
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