関東地方から東北までの地域に住んでいる大多数の人たちの、それまでの日常を変えてしまったあの運命の日のその時間・・・わたしは太平洋フェリーのニューフェイス3代目「いしかり」のお披露目船内見学会で東京港晴海ふ頭に接岸中の同船内にいました。
あの地震でそのあとに見聞き、体験したことに較べると「いしかり」の船内を歩いたことなんてほんの些細なことに思われ、またなんとなく当時を思い出したくないという気持ちからか、なかなかこのブログにアップしなかったのですが、半月以上経過してやっと写真の整理をしましたので、これから途切れ途切れですが数回にわたってアップしていくことにします。
まずは、晴海ふ頭に接岸中の全景・・・フェンスの金網のあいだにコンデジのレンズだけつっこんで撮影しました。
通常の接岸位置よりかなり奥、つまり上流側に停泊しています。
この位置から見るとほとんど姉妹船の「きそ」との区別が付きませんね。
船客ターミナルで受付を済ませたあと、貸切バスで本船まで連れてきてもらいました。
もちろんこんなはなれた位置にボーディング・ブリッジなんてありませんので、船尾の車両用ランプウェイからの乗船です。
同社の「きそ」などによる年末年始の小笠原クルーズで見慣れた風景
まずはデッキからご紹介
このショットがいちばん「きそ」との違いが判る画像かもしれません。
まず、救命艇が「きそ」の左舷後方から右舷の船体ほぼ中央に移っています。
また煙突手前の乗組員用の甲板室が小さくなり、煙突後部がなぜか薄いブルー(デッキと同じ色?)に塗られています。
さらにその煙突の後方は「きそ」だとこのあたりは広いデッキになっているのに対して、ショーラウンジの天井のクリアランスを得るために低めの甲板室となって盛り上がっています(画面左下)。
なぜこんなに「きそ」と「いしかり」の違いに詳しいかと言うと、5年ほど前に「きそ」に乗船したことがあるからなんですね。ですからどうしてもいろいろな部分で「きそ」と比較してしまいます。
このデッキだけでもまだまだ相違点はあると思うのですが、間違い探しクイズではないのでこのぐらいで・・・
船尾デッキから見た風景・・・ご覧の通り、晴海ふ頭の先端からは1万トンクラスの船が2隻は接岸できるぐらいのスペースが空いています。
何らかの理由はあるのでしょうがもったいないよなぁ
次回、「いしかり」の船内見学、客室編をお届けします。
PUNIPさま
こんばんわ。
大阪港でも見学会があったのですが、残念ながら私は不参加でした。
そのかわり、外観はいっぱい撮ってきたので、連載記事にして弊ブログに掲載中です!
外観はほんまに『きそ』とそっくり!見分けがつきませんね。
私はどちらも先代の『きそ』と『いしかり』しか乗ったことが無いので、今回の新『いしかり』の就航で、私が乗った太平洋フェリーの船は両船とも思い出の船となってしまいました…。
東京はサイドランプから乗船だったのですね。
大阪は、いつもは使ってないボーディングブリッジ(笑)から乗船だったようです。
地震後はブログの更新を控えてましたが、ちょっとづつ更新を再開してます。
TBさせていただきました。よろしくお願いします。
では、失礼します。
こんばんは。ご無沙汰してます。
偶然ですね、写真3枚目に私が写ってます(^^;
しかも後ろ姿ですが、バッチリ!!
鉄軌星斗さん、こんばんは
トラックバックありがとうございます。「きそ」と同型姉妹船だと知ったときにはキュナードの新QEがQVと同型姉妹船であることを知ったときと同じぐらいがっかりでした(笑)
でも間違い探しをするように2隻を較べるという楽しみ方も発見できました。
晴海ふ頭ではなんとなくボーディングブリッジは使わないような予感はありましたが、まさかバスで案内されるとは思ってもみませんでした。
咸臨丸さん、そうですか!本当にニアミスだったのですね。
どの方が咸臨丸さんなのか大体想像が付くような…(笑)
こんど後姿を見かけたら声をかけさせていただきますね。
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