ついさきごろ広島県は呉市のペンミ造船所・・・じゃなかったIHI−MU(アイエイチアイ・マリンユナイテッド)呉工場で完成した川崎汽船所属のコンテナ船「ヒューストン・ブリッジ」HOUSTON BRIDGE(97000総トン、8600TEU)を描いてみました。
この川崎汽船の新造コンテナ船同形4隻は全て呉で建造され、現在、「ホノルル・ブリッジ」と「ヘルシンキ・ブリッジ」が完成済み、第四船の「ハンチョウ・ベイ・ブリッジ」ももうすぐ完成します。
このクラスの建造の様子はペンミさんがご自身のブログでつぶさにレポートしていますので是非ご覧になってみてください。もちろんこの絵を描くにあたっても大いに参考にさせていただきました。
この船、とにかくかっこいいです。
とくに船首・・・斜めに大胆にカットされていていかにも高速が出そうですし(実際は22.7ノットということで別に普通ですが・・・)、なんといっても完全格納式のアンカーがわたしには超萌え要素です(笑)
この船首に開けられた長方形の中にすっきりと錨が収まる完全格納式アンカーレセス、日本のクルーズ客船では現在「飛鳥Ⅱ」と「ぱしふぃっくびいなす」が採用していますが、国内航路ではほとんど見かけることはありません・・・わたしの思い出す限りではえ〜と・・・あの伝説のすご過ぎフェリーの「さんふらわあ11」ぐらいかな?
現在就航中では「フェリー屋久島2」がななめではありますが、なんとなくそれに近い・・・80%格納式な感じでしょうか?
あ、そうそう、「ふじ」とか「しらせ」といった海上自衛隊の砕氷艦はすべてこのタイプですね。
大昔の話をすると、かつてP&Oに「オリアナ」と「キャンベラ」という4万トンンクラスの2枚看板の客船があって、しょっちゅう日本に来ていたのですが、どちらが好きかというと「オリアナ」がこのアンカー形状だったので自分自身としては「キャンベラ」よりほんの少し上であったことを思い出します。
話がだいぶ脱線してしまいましたが、全長334M、全幅45Mというクルーズ客船なら20万トンに届こうかというこの超大型コンテナ船、ぜひこの目で見てみたいものですが、どうやら完成後は日本には来ないみたい・・・
広島の船ファンのみなさんがうらやましいですね〜
わーい!K-Lineのコンテナを満載した「HOUSTON BRIDGE」さんだぁ!\(^o^)/
呉では絶対見られない就航中の姿をPUNIPさんの絵で見られて嬉しいです!
それにしても、PUNIPさんを萌えさせたのがアンカーレセスとは意外でした(^^ゞ
私は見慣れてしまって鈍感になっていましたが、確かにスッキリした船首のラインはほれぼれするほど美しいです!呉の自慢の船をご紹介くださり、どうもありがとうございました(*^O^*)
TB返しさせていただきますが、もう1つコンテナ船の船首がよく分かる記事も一緒に貼らせていただきますね!
いつの日かPENMI造船所のある呉に遊びにいらしてくださいね〜
ペンミさん、船の絵を描くにあたって錨の位置と形状はとても重要な要素なんです。
船首は人間で言えば顔の部分、錨は目だと思って気を使って描いています。
そんななか、この完全格納式アンカーレセスはなんだかとても涼しげで理知的に見えて完全にわたし好み(笑)
ペンミさんのブログで見た途端、一目ぼれをしてしまいました。
もちろん微妙にきちんと折り目が付いた船首ラインも最高です。
さすがです!
赤いコンテナがきれいに並んだこの姿!!
そうなんですよね、私もこのシリーズの船首が一押しです♪
客船だけでなく商船も書かれるのですね。造船屋としては嬉しいかぎりです。コンテナ船は機能美の極みだと思います。
アントンさん、実際はこんな風にきれいに赤いコンテナだけが積載されるということは無いのでしょうが、実際に就航している姿を見てみたいですね。
SEA BIRDさん、客船とフェリー以外の船もときどき描いています。
なかでもコンテナ船は最近の商船のなかでは一番好きな種類の船なので描く機会が多いです。
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