「クラブ・ハーモニー」横浜初来航

横浜港で花火大会が行われた本日、韓国のクルーズ客船「クラブ・ハーモニー」（マーシャル諸島船籍）が横浜に初めてやってきました。

その入港時刻の午後４時の大さん橋くじらのせなかは花火見物の予約客のために一般立ち入り禁止・・・そんなわけで花火見物ではなく、新顔客船見物を目的でわたしが選んだのはお馴染み横浜港のレストラン船「ロイヤルウイング」でした。

乗船したのはいつものＡバース、その向こうのＢバースにはわたしがその日、名古屋からワンナイトクルーズで下船したばかりの「にっぽん丸」の姿も見えます。

「ロイヤルウイング」はティークルーズに出港するのですが、この位置に「クラブ・ハーモニー」が接岸する予定のため、このクルーズ後の着岸は赤レンガ側・・・しかも普段のその位置にはなぜか「飛鳥Ⅱ」が停泊しているため、なんとも珍しい赤レンガ側先端のＤバースになるようです。

出港してしばらくするとベイブリッジの向こうに「クラブ・ハーモニー」の姿が見えてきました。

「ロイヤルウイング」にはわたしの「にっぽん丸」での帰港を早朝にも関わらず出迎えてくれたクルボンジシﾞ（ツギハギＭＯＧＩ−Ｇ）ご夫妻、わっつさん、あとから合流したトシさん、そして名古屋からの「にっぽん丸」に一緒に乗船していたさすらいの旅人Ｙさんの合計６名での出撃です。

「ロイヤルウイング」はこの船と本牧沖で邂逅するのかと思っていたら、慣れない初来航船の進路を邪魔する怖れがあることに気を使ってか、ベイブリッジの手前でＵターンして大さん橋沖でしばらく漂泊、結果的に横浜内港でお出迎えする形になりました。

これはわたしたち船ファンにしては思いがけなく超ラッキー♪

大さん橋には花火大会見物のために「飛鳥Ⅱ」と「にっぽん丸」がすでに停泊中

「クラブハーモニー」は大さん橋山下公園側奥、つまり「にっぽん丸」の前に停泊する形になります。

「飛鳥Ⅱ」が背の低い２隻に気を遣って、いつもよりだいぶ奥に停泊しているため、花火が見にくいということは無いでしょう。

ちなみに「ロイヤルウイング」は「飛鳥Ⅱ」の前、つまり上の写真で空いている大さん橋赤レンガ側先端に停泊する形になりますが、花火本番の時は沖に出て漂泊して特等席からの見物としゃれ込むようです。

数年前に東京にやってきた姉妹船「コスタ・アレグラ」で見慣れているとはいえ、なんともヘンテコなデザインですね〜

「ロイヤルウイング」の絶妙な漂泊位置のおかげでバリバリの順光で、入道雲をバックにきれいなショットを撮ることが出来ました♪

鳴鬼キャプテン、あざ〜っす！・・・って別にわたしたちのためにこうしてくれたわけではないのでしょうが・・・

煙突部分のアップ・・・この写真では判りにくいですが、船名版をよ〜くみるとCosta Marinaの文字がうっすらと読み取れました。

そのまま、入船で接岸するのかと思いきや大さん橋の手前で回頭を始めました。

いや〜わたしたち船ファンに大サービスですね〜・・・ってやっぱりそんなつもりはないのでしょうが・・・

特徴ある、船尾の５層にわたったガラス張りの公室の形状がよく分かります。

特徴あるって言いましたが、この船は特徴だらけで、普通の船っぽさを探すほうがよほど苦労します（笑）

このアングルだと元はコンテナ船だったというのもうなずける気がしますね。

「ロイヤルウイング」のデッキ越しに見た右から「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」「クラブ・ハーモニー」の贅沢なスリーショット

快晴の下、至福のひとときです。

大さん橋に到着・・・くじらのせなかは花火見物の予約客で溢れています・・・真夏の炎天下、何の日差しを遮るものもないところでご苦労様です。

「ロイヤルウイング」のサンデッキもこの後に控えた花火見物スペシャルクルーズ用にいつもとパイプいすの並び方をがらりと変えています。

椅子なんか座らずにウッドデッキに直に腰を下ろしたほうが気持ちいいのにね・・・

初めて見る「ロイヤルウイング」のDバース接岸風景・・・なんだか横浜港じゃないみたいです。

くじらのおなかから見た「クラブ・ハーモニー」の船首・・・やっぱりCOSTA MARINAの文字が見え隠れしています。

大さん橋入口からの「クラブ・ハーモニー」の船尾・・・こうしてみるとなかなかお洒落なデザインかも知れません。

最後に山下公園から見たスリーショット

この撮影をしているわたしの後ろには花火見物待ちの大勢の人たちでごった返しています。ここから先は臨時フェンスがしてあって入れません。

わたしの場合は花火は割とどうでもいいほうなので、帰りの電車が混む前にさっさと引き上げてしまいました。

さて記事は前後してしまいますが、次回より「にっぽん丸」名古屋〜横浜ワンナイトカジュアルクルーズの様子を７、８回（たぶん）に分けてお届けします。

とっても素晴らしい船旅でした♪