やってきました、名古屋港ガーデンふ頭
これから船仲間のさすらいの旅人Yさんと一緒に「にっぽん丸」名古屋〜横浜ワンナイトクルーズに乗船です。
わたしが「にっぽん丸」という名前の船で航海をするのは今を去ること30数年前、移民貨客船「あるぜんちな丸」をクルーズ客船の改造した初代「にっぽん丸」以来・・・その割には今の「にっぽん丸」の船内の状況はなぜかよ〜く知っていますが(笑)
出港までまだ少し時間があるので画面右手に見える名古屋港のシンボル、「名古屋ポートビル」の展望台に昇ってみることにしましょう。
地上53メートルの展望台からは名古屋の街が見渡せます。
左端の半休ドーム状のプールは水族館、オレンジ色の船はかつての南極観測隊用砕氷艦「ふじ」で現在は保存艦になっています。
この名古屋港ガーデンふ頭に前に来たのはもう7年も前、鈴鹿サーキットでF1日本GPを観戦した帰りでした。
埠頭に客船は停泊していなかったのですが、この「ふじ」を見学して名古屋港遊覧船に乗船したことを覚えています。
いまはもう名古屋港遊覧船は運航されていません。
停泊中の「にっぽん丸」の姿がよく見えます。
このふ頭は2万トンクラスの客船なら一度に2隻の同時接岸が可能・・・昨年はこの「にっぽん丸」と「ふじ丸」の同時接岸が見られたようです。
ちなみに太平洋フェリーの発着場所は同じ名古屋港でも金城埠頭というところにあり、ここからかなり離れています。
7年前にここに来たときは「きそ」に乗船して仙台に向かうために一旦名古屋駅に戻り一時間近くかかってフェリーターミナルに向かいました。
手持ちのコンデジのレンズぎりぎりで全体を入れて撮ることが出来ました。
各デッキの配置がよく分かり、模型を作るときは大いに参考になりそうです。
クルボンを造るときの参考にも・・・・全然なりません(笑)
地上に戻って全体を撮ったのですが、これは船尾が少し欠けてしまいましたね。
いよいよギャングウェイを使って乗船です。
いつものことながら船旅はこの瞬間がいちばんワクワクします。
今回の船長は番留キャプテン・・・「にっぽん丸」のメインキャプテンです。
セイルアウェイのシャンパンがふるまわれ、5色のテープが舞う華やかな出港のとき。
風が強いので紙テープが風にあおられ、それが十数本の束になってわたしの首に巻きつき、一時は呼吸困難で死ぬかと思いました。
いや〜こんなところで紙テープが原因で死んだら恥ずかし過ぎです(笑)
現在は名古屋在住の船旅ライター徳光 康さん(Tee Wndsさん)がわざわざお見送りに来てくれました。
お会いするのは大さん橋のわたしのミニ個展以来3か月ぶり・・・
暑い中、本当にありがとうございました〜
やがてゆっくりと名古屋港を離れていきます。
目の前にトリトン大橋の中央橋が迫ってきました。
この橋、いったいどのくらいの高さの船まで通過できるのでしょうか?
「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」は楽に通過したようですが、1999年に「クイーン・エリザベス2」が名古屋に来たときはこれを通過せずに金城埠頭の橋の外側に停泊したそうです。
つまりはベイブリッジよりはすこし低いのでしょう。
もちろんそんな船よりずっとチビのわれらが「にっぽん丸」は楽々通過・・・
さていよいよ伊勢湾に乗り出します。
次回、伊良子水道通過編に続きます。
名古屋港には何度か行ったことがあります。そして近々また行く予定があるので、ぜひ展望台に上ってみたいと思います。
あ、展望台からの写真、ウチの造船所で「ニューにっぽん丸クルボン」を建造する時の参考にさせいていただきます(笑)
ふじって聞き覚えあります^^; そうですか ここで海上保存されてるのですか 手厚い保存してもらっているのですね
先日は大さん橋まで行けず残念でした もう少し元気があればRWにお供したかったですが 午前中から出歩いて暑さでひと休みしてしまいましたm(__)m
出港の時、本当に感激します。天気が良いと気分も盛り上がりますね(大雨では気分が…でした)
五色の紙テープはまだ実際には見たことがありません。華やかな出港シーン
是非見たいなと思ったのですが、大変な思いをされましたね
御無事で何よりです
30年前の日本丸では何処に行かれたのですか?
ペンミさん、わたしも今回初めて登ったのですが展望台の眺めはなかなかのものでした。
ここで客船の出入港シーンを見てみたいです。
ちなみにここからでも太平洋フェリーは煙突ぐらいしか見えませんので期待しないように…
yuさんの世代だと「ふじ」は聞き覚えがあるぐらいなのですね。
わたしの場合はリアルタイムで就航中を知っており、晴海に見に行ったこともあるので実に懐かしいです。
「ロイヤルウイング」にもyuさんはなかなか乗れませんね。
OSAさん、あんなに細くてすぐに切れる紙テープも束になると意外と頑丈だということがよく分かりました(笑)
でもとっても楽しかったです。
初代「にっぽん丸」は神戸〜東京間の区間乗船でした。
すてきな船旅だったようでなによりです(^^。
いやいや、岸壁で見送りながら、「ひょっとしたらそのうち、紙テープにくるまれてHA Schultのアートのようになった画伯がダイブしてくるのでは?」と、あの紙テープにははらはらさせられました(^^。
TeeWindsさん、わたしが紙テープにくるまれて苦しんでいる様は岸壁で見てても面白かったと思います(笑)本人は必死でしたが…
そんな状態で海にダイブしたところを撮ったら最高に笑えます。
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