シドニーのジェームスさんからいただいたドバイ港での「クイーン・エリザベス2」の画像をアップした途端に、この船が中国の解体業者に売られたという驚くべきニュースが入ってきました。
「ふじ丸」引退のニュースと同様に真偽のほどは定かではありませんが、本当だとしたらとても残念なことです。
浜っ子半魚人さんからのコメントのレスにも書きましたが、この情報の中でちょっと希望を持ってしまうのは解体業者がインドでもバングラデシュでもなく、中国であるということ・・・
読んだ瞬間に1996年、三重県の鳥羽で保存されていた商船三井客船の貨客船「ぶらじる丸」が中国の解体業者に売られ日本を去ってゆき、日本人の誰もがとっくに彼の地で解体されたものだと思っていたところ、数年前になんと広東省でしっかり保存船として生きながらえているというが判明した事実を思い出しました。
P&Oの「オリアナ」(残念ながら台風で全損)やクルーズ客船「明華」のように中国はけっこう保存船の好きなお国柄・・・
わたしの本当の希望としては母港のサウザンプトンか生まれ故郷のスコットランド、クライドバンクに保存してもらいたいところのですが、もはやそんな夢物語を語っている場合ではありません。
出来れば元英国領の香港あたりで、なんとか、なんとかその美しい姿をずっと留めていてもらいたいものです。
まぁ、「クイーン・エリザベス」&「香港」というとあまりいい連想は湧きませんが、それはそれで置いておいて・・・(苦笑)
日本は・・・無理だよなぁ
某ホームセンターで見つけた白木の楕円型プレートの木目がちょうどうまい具合に海の波のような模様になっているのを見つけたので、その木目に合わせて「クイーン・エリザベス2」をバーニング・アートで描いてみました。
おはようございます!
事実ならとんでもなく寂しい話しですネ、恥ずかしながら私ちゃんと会った事ないもので。
としっぺさん、どうなるのか全く分かりせんが、厳しい状況ではあるようです。
今後の情報に注目しましょう。
他で読んだところでは中国でなくシンガポールに売られたとか、船員が中国人に変わったとか。因みにこの件をスクープした記事によれば英国で自治体も巻き込んだ保存の動きがあったが頓挫したとか。何故かキュナードは否定しているそうです。まだなんらか関係があるんですかね。香港とかマカオならカジノシップとして再起出来るかもしれません。一番怖いのは内装だけ中国、皮はインドに転売というパターンですかね。
つうせいさん、詳しい解説ありがとうございました。
ある掲示板にこうありました。
Cunard have placed this message on their Facebook page.
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We have noted the messages of understandable concern with regards to the recent article in the Daily Mail with reference to QE2. We remain in close contact with Dubai and can reassure you that to the very best of our knowledge this story is pure speculation - one of a number of stories and rumours as we have seen over recent months. Our best advice would be to ignore the story.
Best regards,
Cunard Line
ARCadiaさん、ありがとうございます。
キュナード・ライン直々の発信なんですか…close contact with Dubai という言葉に期待が持てちゃいます。
噂が独り歩きしてしまうとそれが既成事実みたいになるのが怖いですね。
今後の推移を注意深く見守りましょう。
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