大阪のサノヤス造船所で東海汽船「かめりあ丸」としての最後のドック入りを終えて、2週間ぶりに東京港にもどってきました。
某小学校の修学旅行クルーズで広島に訪れたシーンをペンミさんや、DOCKさんのブログで拝見し、久しぶりにどうしても走っている姿を見たかった船です。
当たり前ではありますが、船体はピッカピカです。
航海中の姿を見るのは昨年の5月に横浜港の大さん橋で出港を見て以来1年以上ぶり・・・
あいかわらずシアーラインの美しい、実に優れたデザインですね。
こうして明るいうちにベイブリッジを通過するシーンを見られることなんて、めったにありません。
折からひとあし先に引退してしまう「ふじ丸」が最後の小笠原クルーズに出港していくところでした。
どちらも甲乙つけがたい素敵な客船なんだけどなぁ・・・
ちなみに「かめりあ丸」は1986年、「ふじ丸」は1989年の建造でほぼ同世代の船と言っていいでしょう。
両船のクルーはいったいどんな思いで相手の船を見ているのでしょうか?
竹芝ふ頭停泊中の後姿
今はこうしてきれいですが、数か月後には離島への過酷な航海と困難極まる接岸の連続で錆だらけ、傷だらけになっていることでしょう。
そんな痛々しい姿もわたしはいかにもたくましくて大好きですが・・・
船首のアップ
そして船尾のアップ
そして、この煙突もあと一年で見られなくなってしまうのですね。
そう考えながらじっくりと眺めていたら何度も乗船したことのあるこの船ですが、なんだか無性にまた乗りたくなってしまいました。
それも横浜〜東京ミニクルーズではなく・・・
そろそろ計画を練らなくっちゃ・・・
お写真を拝見していると私も無性に乗ってみたくなりました。
でもあと1年足らずの間に果たして乗りに行くことができるかどうか…。たぶん無理かな…。
6月2日に広島港に寄港した時の「かめりあ丸」をTBさせていただきますね!
ドック入りする直前なのでかなりたくましい姿です(^^ゞ
ほんとうにピカピカの船体ですね!
そして、ふじ丸・・・出港していくところと偶然の出会い。
今回も素敵なお写真がいっぱいでした。
ありがとうございます!
ペンミさん、トラックバックありがとうございます。
この船の船旅は船内といい航路といい、かなり癖のあるものなので万人受けするものではありません。少なくとも「にっぽん丸」や「飛鳥」のクルーズとは真逆の世界です。
わたしはそこがまたたまらなく魅力であるわけなのですが、おそらくペンミさんも楽しんでくれることでしょうね。
引退までになんとか乗船できるといいですね。
ealisさん、もともとの「かめりあ丸」の東京入港予定時刻は午後4時…午後5時の「ふじ丸」の出港とは1時間の時間差があったのですが、どういうわけかこうして同時刻の入出港となってしまいました。
引退する船同士、呼び合うものがあるのかもしれませんね。
なにしろ酒に酔って寝たいと思うと、羽田沖の錨の音。
数多くの思い出、カメちゃん。
朝五時の大島も辛い寝不足です。
しかしジェットフオィルよりは、相当快適です。
いい船と思います。
へんてこクライマーさん、この船はあまり寝ることを考えてはダメかもしれません。
島でゆっくり眠りましょう(笑)
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