にっぽん丸クルボン　ＩＳ　ＢＡＣＫ！

こんにちは！

ボクは日本にたった三隻しかない外航クルーズ客船の一隻、「にっぽん丸」という船の案内所に住んでいる船のオバケのクルボン・・・通称“にっぽん丸クルボン”、 よろしくね！

ボクの仲間は日本中（註：かなり大げさです。本気にしないように・・・）の客船のなかに住み着いているんだけど、このボクが「にっぽん丸」に住み着いたのが最初だったんだよ、エヘン！

以来２年半のあいだ、せかい一周とかひとばんクルーズとか、え〜と、あとはなんだっけ・・・そうだ！おまつりクルーズとか！いろんなクルーズに行って、日本中、せかい中を旅してきたんだ。

そのあいだ、案内所のきれいなおねいさんたちや、やさしい乗客のみなさんにかわいがられてきたんだけど、そのあいだにあまりにかわいがられ過ぎて、ボクのからだのいろんなところがフニャフニャになってきちゃったんだ。

だから、今回、ボクを建造してくれた広島の呉という造船所のある港町のペンミ造船所でドック入りして三週間かけて直してもらってきたのさ。

ほんでもって、修理がおわって、もともとボクたちクルボンを生み出してくれたＰＵＮＩＰさんというへんなおぢさん（へんなおぢさんで悪かったな！怒）のところにやってきたんだ。

思えば、ボクがペンミ工場長に造ってもらったとき、やっぱりさいしょにここにやってきてそのときにいた先輩クルボンと一緒にだいしんさいのショック冷めやらぬ横浜港の「にっぽん丸」に乗りに行ったんだよね〜

そうそう！そのときのクルボンは今は大さん橋のインフォメーションカウンターでえらそうにしているよ。

みてみて！

クルボンママことペンミ工場長のおかげでぐっときれいに、そんでイケメンになったでしょ！

これでますます「にっぽん丸」のおねいさんたちにモテちゃうなぁ〜 こまったな〜（勝手に言ってろ！）

ＰＵＮＩＰ家に到着すると、ここに住んでいる後輩クルボンたちが大歓迎してくれました。

ペンミ呉工場製のクルボン３隻と、ＰＵＮＩＰ東京工場製の自走式ミニクルボンです。

はじめまして〜

ＰＵＮＩＰ家クルボン その１

「キミがかの有名なにっぽん丸クルボンか〜 ピカピカだね〜」

ＰＵＮＩＰ家クルボン その２

「おねいさんがいっぱいの船に乗れるなんてうらやましいなぁ・・・ボクたちなんて、ＰＵＮＩＰおぢさんにいい加減にあしらわれて、ふだんは棚に３隻ならんでギュウギュウに押し込められているかとおもうと、ときどき床に転がされてたりするんだよ！（ペンミねいさん、ウ、ウソですよ〜 汗）」

ＰＵＮＩＰ家クルボン その３

「そういえばこないだなんて、ＰＵＮＩＰおぢさんが造ったクルボンが浴衣のおねいさんがいっぱいの船に乗せてもらえるなんて甘いエサにつられて出かけたはいいけど、乗った船のおぢさんにさんざんこき使われているらしいよ」

自走式クルボン

「ボクもＰＵＮＩＰおぢさんに造ってもらった、「走る、水上航海する、初めてのクルボン！」ってふれこみのクルボンなんだけど、ときどきしか走らないし、水に浮かべるとすぐひっくりかえっちゃうんだよ！」

そっか〜 まあ、かわいそうだけどそれも運命だと思ってあきらめてね（冷たいやっちゃな〜）。

そんなわけで、５隻できねんさつえい

つもる話（ぐち？）は夜おそくまでつづきました。

いよいよ今度の水曜日（２５日）、おがさわらクルーズから帰ってくる「にっぽん丸」にピンチヒッターで乗船中のペンミ家のミニにっぽん丸クルボンとバトンタッチで乗船なんだよ。

あ〜あ、こんな変なおぢさんから早くはなれて、「にっぽん丸」のおねいさんたちに会いたいなぁ〜

ちなみに呉工場による今回の改装ヵ所は以下の通りです（ペンミ工場長のメールより）

・船体の洗浄（入浴）を行いました。

・船体の塗装（毛なみ）を整えました。

・船体下部の白いラインを光沢のある素材に交換しました。

・船尾のプロペラを取り換えました。

・キャビン部分の丸窓を交換しました。

・救命ボートを新船に交換しました。

・しろ目の部分を新しいものに交換し、目をつけ直しました。

・口を新しいものに交換しました。

・フィンスタビライザー(足)に詰め物を入れ、若干長さを短くしてしっかりさせま

した。

・アンテナに厚みをもたせて補正しました。

・煙突部分に仕込んだ汽笛を交換しました。

・ちょっと痩せていたので、たくさん食べさせて太らせました。

・煙突カバーの予備を２個付属しました。