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M.S OSLOFJORD 1938

最近のクルーズ客船ばっかり見ていると、ふとこんな北欧の小さなオーシャンライナーを描いてみたくなったりします。

絵手紙用のハガキに描いたノルウェーの海運会社ノルウィージャン・アメリカ・ラインの北大西洋航路定期貨客船「オスロフィヨルド」OSLOFJORD(18673トン、1938年建造)です。

戦後建造されて我が国にも何度か来訪した同名の客船の先代にあたる船…こっちのほうも近いうちに描いてみますね。

この船、戦前の2万トンクラスの定期客船としてのデザインの文法を忠実に守ったわたし好みの船なのですが、客船として就航したのはごくわずか…

戦争直前に建造された客船の常でやはり軍隊に徴用され、1941年に機雷に触れて沈没してその短い生涯を終えています。

生き延びて戦後も活躍していればほかのNALの客船同様に日本にも来ていたかも知れないですね。

そういえば最後のNALライナーの「ヴィスタフィヨルド」こと「サガ・ルビー」はついに引退してしまいましたね。

その後、シンガポールだかミャンマーだかで浮かぶホテルになるって聞いたのですがどうなったのかなぁ…

ARCadia

そーそー こういう船がいいのですよ。
定期客船としてのデザインの文法・・・仰言るとおり!

くじら座( 晴海Welcome Flag)

サガ・ルビーは建造本国でも話題になっているそうですね。
美しい流れ(流線型)をくむ客船を保存しようという動きがあると英文のブログで見かけたような…
シンガポールなら財政を潤ってますし、観光客も多いことですから保存に適してますが、ミャンマーはどうでしょうかねぇ?
そう思うとタイタニックの建造が待ち遠しいですが、発表はあったし、建造所も決まったのに「起工」がまだとはどうしたことか。

ARCadiaさんもやっぱりお好きなんですね〜
やっぱり煙突が多くてハウスが低いほうが船は大きく見えます。
そうした視覚効果もデザインされていたのでしょうね。

くじら座提督さん、話題になるぐらいなら英国本国で保存すればいいのにと思うのですが、客船の保存には意外と消極的なのがイギリスという国のようです。

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