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伊豆4島4隻弾丸リレークルーズ その2 Go to 神津島編

前夜の11時に東京港を出港した「さるびあ丸」は早朝の5時前に伊豆諸島最大にして最も北に位置する島である大島に到着しました。

ここ岡田港で降りた乗客は200人ほど…9月の平日なのに意外と多くの ひとが乗っているんですね。

大島出港を見届けてから2度寝に入って目が覚めるともうすっかり夜は明けていました。

フィンスタビライザー付の船では味わえないゆっくりとしたローリングを繰り返しながら船は第二の寄港地である利島に近づいていきます。

利島港に接岸…ここで下船した乗客はたったの3人…人気無いな〜

利島を出港すると東の空の雲の切れ間から朝陽が…

よ〜し!天気が良くなる予感♪

お気に入りの後部デッキで遠ざかる利島を眺めながら、前夜に竹芝のコンビニで買ってきておいたフレンチトーストとカフェオレで優雅な朝食…

至福のひとときです。

これでウッドデッキに木製チェア、淹れたてのコーヒーにベーコンエッグなんかをボーイさんがサーブしてくれたら最高なんだけどなぁ…なんて贅沢は言わない言わない

ってかしっかり言ってるし…

3番目の寄港地の新島が見えてきました。

デッキを渡る潮風が実に気持ちいいです。

いよいよ新島沖

後部デッキにはだいぶ人が増えてきました。

この新島で下船したのは70人ほど…

どこの島に桟橋にも必ずパトカーとお巡りさんがいて離接岸作業を手伝っています。

実にのんびりとした光景ですが、もし覆面に自動小銃で武装したテロリストが乗ってたら一転かっこよく捕まえるんでしょうか?

いや…

そりゃ無理です(汗)

新島を出港すると、式根島との間を一日3往復するシャトル船「にしき」とすれ違いました。

この船は平成21年に就航した3代目で、先代の「にしき2」は引退する一年前に「かめりあ丸」でこの新島に訪れたときに乗船しています。

今回の旅行でもなんとかこの船にも乗りたかったのですが、夜行日帰りではどうしてもスケジュール的にきびしくて断念しました。

ちなみに船名の“にしき”とは錦鯉のではなく、いじまとしきねじまのことですね。

あいかわらずローリングしているけど絶景絶景♪

天気になって本当によかったです。

それこそ あっというまに平べった~い小島の式根島に到着しました。

箱庭のようなあまりの小ささに有人島でありながら“伊豆七島”の7つの島に含まれておりません。

それでももちろんセブンアイランド○○はちゃんと就航しています。

ここで降りたのも50人ほど

どこかの大学のサークルでしょうか?

この時期は運賃はハイシーズンに比べて安いし、宿は空いてるし、それでもまだなんとか泳げるということで、休みの長い大学生さんには人気のようです。

式根島の次はいよいよこの航路5番目の島…最終目的地の神津島です。

伊豆諸島のテーブルマウンテンこと天上山を擁する神津島の前浜に近づいてきました。

6年前にこの島に「あぜりあ丸」で寄港した時は島の反対側の多幸湾だったのでこの景色は初めてです。

多幸湾から見た純白の天上山も素晴らしかったですが、ここからの眺めはずっと大きく高くたくましく見えます。

あいかわらずテキパキと接岸

やっぱりこうして島の桟橋で見る東海汽船の客船は大きくて立派で頼もしいですね〜

残念ながらこの「さるびあ丸」でそのままとんぼ返りで式根島まで戻るのでこの神津島でのわたしに与えられた時間はたったの35分…島のどこにも観光に行けません。

だったら行きの式根島で下船してずっとそこにいればよかったのに…とも思うのですが、神津島に足を降ろした実績を作るという単なる自己満足の実現…

我ながらヲタ丸出し(笑)

船客待合所のまっちゃーれセンターから見た前浜港に停泊する「さるびあ丸」

ここから見た「さるびあ丸」はこれまでのどこから見た時よりも美しかったです。

このあたりでこの島でのわたしのカラータイマー(←古っ!)は点滅を始めました。

さぁ 急いで船に戻らなくっちゃ

次回 式根島AGAIN編に続きます。

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