「ダイヤモンド・プリンセス」の小樽入港を見届けて、相方の待つ小樽のメインストリート「色内通り」に向かうことにしました。
未練がましく、小樽港の北端の駐車場で撮ったダイヤ姫
また明日、函館で逢おうね〜
メルヘン交差点という読むほうが気恥ずかしくなるような、なんともベタな名前の交差点で相方と合流
バス停には「ダイヤモンド プリンセス号 小樽へようこそ」ってチラシが貼ってあります。
そりゃ、一度に三千人近いお客さんを連れてきてくれるのですから歓迎しなくっちゃねw
戦災を免れたのか、古い建物がずらりと並ぶ通りをそぞろ歩き…
その大半は観光客向けのお土産物屋さんや飲食店、スイーツ屋さんになっています。
上の画面中央左の時計台のある四角い建物の軒先には「お父さん、預かります」という看板がかかげられていました。
そりゃ、わたしもオルゴールやらガラス細工やらまるで興味ないお父さんそのものですが、ここに並ぶ建物がすべて楽しくてゆっくりスケッチをしたかったぐらい、預かってもらう気はサラサラありませんw
ところで、預かってもらったお父さんはあの店でいったい何をしているのでしょうか?
エサでも与えてくれるのかな?
まさか鎖につながれちゃうわけじゃないすよねw(´・ω・)
けっこう長いストリートでした。
お腹がすいたので運河倉庫街ちかくのレストランで札幌で食べられなかったリベンジのスープカレー
カレーはもちろんですが、この小樽名物の若鶏の半身揚げが死ぬほど美味しかったです。
昨日の夕方は雨で人が少なかった運河倉庫の一番のビューポイントはすごい人ごみ
その大半が外国人です。
いまや国際観光都市なんですね〜
相方と二人、のんびりと運河沿いに歩いてみました。
何度もいいますが、やっぱり古い港町は風情があっていいですね。
運河クルーズは残念ながら時間の関係で無理…
乗りたかったなぁ
ボートの色合いと白いストライプのシアーラインも渋いし…
ほどなく、わたしが小樽の街で一番行きたかった北運河公園というところに到着
運河にさりげなく繋留されている今は使われなくなった荷役用のはしけ、通称ダルマ船がいい味出してますね。
広い、公園の向こう側に見える古い洋館がその目的地
それにしても静かで落ち着いた場所…ここまで来るとあの運河倉庫街の喧騒はまるでありません。
明治39年に造られた旧日本郵船 小樽支店の建物です。
重要文化財に指定され現在は記念館として展示されています。
しぶい、渋すぎです。
横浜の日本郵船歴史博物館の建物より小さいけど風格は断然上です。
W館長代理、ごめんなさい<m(__)m>
内部もいい感じ。
籾山模型の1/48 欧州航路客船「白山丸」(10380トン、1923年建造)が展示してありました。
もちろん郵船博物館にもない貴重な所蔵品で、素晴らしいものでしたが、無理を承知で欲を言えば、かつての横浜〜北海道〜樺太航路の「小樽丸」の模型も欲しかったかも…
たぶん、どこにも存在しないのでしょうね。
貴賓室も完全復元
マントルピースの上の2隻の船の写真が気になりましたが、立ち入り禁止のため確認できませんでした。
向かって右がもしかしたら「小樽丸」かも…
2階の大会議室、
その広さと巨大なテーブルに圧倒されます。
ポーツマス条約による日本とロシアの樺太の領土を決める会議が行われた場所だとご年配の男性ガイドさんに教えてもらいました。
このガイドさん、横浜に負けず劣らず親切丁寧で言葉の端端にこの建物に対する愛情が感じられてとっても好感が持てました。
こうして、素敵な古い港町、小樽の散策は終了
後ろ髪をひかれる思いで次なる目的地、函館に向かうべく小樽駅を後にしました。
次回、函館の港と夜景編に続きます。
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