夏休みの真っただ中、久しぶりに童心に帰って(いつも帰っているじゃん、とか言わないようにw)本格的帆船「みらいへ」による6時間半の船遊びを楽しんできました。
もちろん、大好きな船に乗るときはいつもワクワク感が止まらないのですが、この日は別格…もちろん前夜は興奮して眠れず、睡眠不足と闘いながら横浜港みなとみらい地区のぷかりさん橋へ出撃
「みらいへ」は昨年もほんの数日、ここに来ているのですが、その時は見られなかったので彼女に会うのは一昨年の大阪デビュー以来…
もちろん、前身の「あこがれ」のころは何度かここで会って、船内見学も経験しました。
船に乗るなら一度は帆船と憧れますが、日本が誇る「海王丸」と「日本丸」という大型帆船は船乗りのタマゴのトレーニング専用、長崎の復元帆船「観光丸」は普段帆走することはほとんどないようですので、事実上この船は日本で一般人が帆船を経験できる唯一の船といっていいでしょう。
欧米ではウインドスター・クルーズやスタークリッパーズといった帆走クルーズがブームのような状況になっていますが、ここ日本からでは遠すぎますし、金額的にも高嶺の花
でも、実はこうして身近に帆走クルーズを楽しめる立派な帆船が存在することを皆様、残念ながらあまりご存じないようです。
朝九時のぷかりさん橋
ただこの日は天気はいいのですが、帆走に必要な風はほとんどありませんでした😞
もうワクワクが止まりませんwwww
「あこがれ」のころの白い船体もよかったですが、この濃い目のブルーの船体色はよく似あいます。
ぷかりさん橋を子供たちに交じって乗船口に向かいます。
ヤマトタケルのフィギュアヘッドの向こうに米軍のカーフェリー型輸送船
いよいよ乗り込みます。
いまはもう閉鎖されてしまった住友重工浦賀ドックで1993年に建造されました。
建造に当たっては先に同じ造船所で建造された練習帆船「日本丸」と「海王丸」のノウハウが活かされたそうです。
総トン数は362トン。
船室に各自の荷物を置いて…
上甲板に集合する前に船ではメスルームと呼ばれる、メインラウンジ兼メインダイニング兼シアター兼カンファレンスルーム…つまりはこの船唯一の公室を覗いてきました。
窓際にはわたしが描いた「みらいへ」の絵が…うれしぃ〜\(^o^)/
出港間際に上甲板に集合するとキャプテンはじめクルーの皆さんのご挨拶
司会はとっても元気な、やえさんです。
やえさんの指導で銅鑼が鳴らされていよいよ出港式
夏休みということもあってこうして小さな子供たちの参加が目立ちました。
子供にとっては最高の夏休みの思い出でしょうね〜
うらやましいなぁ
ぷかりさん橋をアスターンで離れます。
大さん橋にはピースボートの「オーシャン・ドリーム」が停泊中
ベイブリッジを楽々通過(当たり前w)して港外に出ます。
これは珍しい! NTTのケーブル敷設船「すばる」に出会いました。
普段は日本のはるか沖合で黙々と作業をしているため見かけることはめったにないのですが、お盆休みだけに戻ってきていたのでしょう。
もちろんわたしが見るのも初めてです。
上甲板では船に乗っている全員の自己紹介とあいさつが始まりました。
それぞれネームプレートに自分のニックネームを書いて胸につけるのですが、「ぷにぼん」はやっぱりちょっと恥ずかしいので普通の名前にしました(-_-;)
ところで、この船に乗った乗客は出港した直後から、お客様ではなく「ゲストクルー」つまり準乗組員としてコキ使われ…じゃなかったいろいろな作業を体験することになりますw
当然、危険も伴うわけで、そのため船の上でははっきりしたルールが設けられ、それに従わない乗客は容赦なく注意されます。
例えば帆走作業の邪魔になるようなところにボケっといると「そこどいてください!」とはっきり言われたりします。
つまりは船に乗っている全員が運命共同体になるわけで、こんな船旅は日本のどこをさがしても他には存在しないのではないでしょうか?
したがって「え〜 なんでお金払ってそんな扱いされなきゃなんないの?」なんて思う人はこの船に乗る資格はありません。
もちろん、わたしはそんな体験が一番の楽しみでこの船に乗ったようなものですので…www
ってドM?w
次回、いよいよ大人も子供もみんなで力をあわせてセイルを張る、展帆作業に入ります。
大丈夫か〜 腰痛持ち&五十肩のPunipおやじ〜
でもお楽しみにっ!
あ〜 こうして思い出して書いているとまたこの船に乗りたくてたまらなくなってきたよ〜(´;ω;`)
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