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東京舟運実験 その1 水道橋から神田川下り 前編

「おがさわら丸」の新旧リプレイスに関する一連の記事がらみですっかりアップが遅くなってしまいましたが、先月中旬、東京港の「シンフォニー クラシカ」で美味しいカレーを食べて、晴海ふ頭に停泊している「コスタ ヴィクトリア」を見たあと、国土交通省が行う、東京都心と羽田空港と横浜を結ぶ舟運実験に乗ってきました。

<国土交通省のHPより転載>

今回、わたしが乗船したのは水道橋から羽田空港までの赤い線のコース、約一時間50分の小さな船旅です。

料金は平日なので3000円 ちょっと高め

ちなみに水道橋から横浜のぷかりさん橋まで通しで乗ると約3時間半、料金も土日だと8500円にもなります。

う〜ん めっちゃ高いやん・・・ってなぜか関西弁

さらにちなみに太平洋フェリーのオフシーズンの早割だと名古屋から苫小牧まで5400円で行けます。

<Yahoo地図より>

それでも神田川の船下りは東京人としては普段慣れ親しんだ東京の橋を船でくぐっていくのは非常に新鮮で実に楽しい経験でした。

今回よりとぎれとぎれではありますが、羽田までのこの船旅を4回にわたってお送りします。

今回は上の地図のようにJR水道橋駅近くの新三崎橋のたもとを出発して、JR神田駅近くの昌平橋まででございます。

JRの水道橋駅を降りて、東京ドームの界隈をテクテク歩いて船着き場に向かいます。

もちろんこの場所は若いころから野球観戦だの、大物アーティストのコンサートだの、プロレス観戦だの、デートだのと何度となく訪れた場所ですが、まさか船旅をするためにやってくることになるとは夢にも思いませんでした。

神田川の支流である日本橋川のほとり、首都高速の下に係留されている小さな客船を発見

あれが今回乗船する「ジェットセイラー」ですね。

いよいよ乗り込みます。

この船の全体像は撮れませんでしたので、5月に横浜で乗った姉妹船の「ル・グラン・ブルー」の画像を貼っておきます。

外観はほぼこれと一緒

船内はこんな感じ

椅子の数は「ル・グラン・ブルー」より多く、より水上バスっぽい雰囲気になっています。

もちろん後部客室の屋根がガラスルーフになっているのは同じです。

いよいよ出発

最初の橋、新三崎橋をくぐります。

神田川に入ると後楽橋が見えてきました。

橋の下をくぐると、船の照明が橋梁に反射してちょっとテーマパークのアトラクション風

有名な割にはなんの変哲もない水道橋

橋の上からお母さんと男の子が手を振ってくれてました。

こういうの大好き♪

JR中央線と並行して走ります。

いつも車窓から見る景色も水上から見るとこんなに素敵なんですね。

外堀通りを隔てる木々もまるで森のように見えます。

やがて御茶ノ水駅を通過

美しいはずの聖橋は外装工事なのか、残念ながら鉄骨が組まれてしまってその姿を見ることが出来ませんでした。

がっかり

地下鉄(丸の内線)の下を船でくぐるという、実にシュールな体験

JRの神田川橋梁

八の字がダイナミックに川をまたいでいます。

このあたりの神田川の川岸は集合住宅とも雑居ビルともつかない昭和レトロな建物が立ち並んでいます。

なんとなく♪貴方はもう忘れたかしら〜的な風景

いよいよ秋葉原 昌平橋に近づいてきました。

向こうに有名なステーキ屋さんの巨大な看板が見えます。

次回 東京舟運実験 その2 神田川下り 後編に続きます。

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