2016年もあといよいよ2日
船が大好きなわたしとしては今年も数多くの船に乗船しました。
お客として乗れる船ならば渡し船だろうと、離島航路貨客船だろうと、遊覧船だろうと、カーフェリーだろうと、クルーズ客船(諸事情あってなかなか乗れませんが…)だろうとなんでも構わず乗ってみたい性格なので、先日数えてみたらなんとその数、33隻!
世の中にはもっと乗っている人もたくさんいらっしゃいますが、わたしとしてはこの数はかなり多いほうだと思います。
そこで今回と明日の二回にわたって2016年にわたしが乗船した船、全てを振り返ってみることにします。
もちろん、保存船の乗船や船内見学、訪船は含んでおりません。
また当然のことながらダブりは除外して実数で数えています。
それではご覧ください。
第1隻め 1月19日 「愛宕丸」 浦賀港渡船 4.8トン 乗船2回目
2016年、記念すべき(大げさ)第一号は10年ぶりぐらいに乗った浦賀港の東西を結ぶ横須賀市の渡船
所要時間わずか5分のあっという間の船旅でした。
時刻表は無く、無人の乗り場に船がいないときはブザーを押すと対岸からやってきてくれるという実にのんびりした航路です。
第2隻め 2月8日 「カナル1」 小樽運河クルーズ トン数不明 初乗船
異国情緒あふれる北の国の港町の運河をゆっくりと周遊する小型クルーザー
この航路は5隻の船が就航していますが、この船が一番古い、昔のカッターボートを改造したものでした。
濃紺の船体が北欧風でこの運河に実に似合ってました。
それにしても寒かった〜
第3隻め 2月10日 「いしかり」 太平洋フェリー 15,762トン 初乗船
北海道を旅した際に苫小牧から仙台まで乗船。
あの東日本大震災の日にお披露目船内見学をしたことはありますが乗船は初めて。
船内の内装とホスピタリティはさすがの一言でした。
第4隻め 3月16日 「ペガサス」 ㈱ポートサービス 総トン数不明 初乗船
クルーズ客船「クアンタム オブ ザ シーズ」が横浜に初入港したものの例によって大きすぎてベイブリッジをくぐれなかったための大黒ふ頭までの遊覧クルーズ
別にこの船に乗りたい!と思って乗ったわけではなく、たまたまこの船に当たってしまったというのがほんとうのところ(笑)
でもなかなかの快速船でした。
第5隻め 3月30日 「アーバンランチII」 東京港内定期航路 19トン 乗船経験数知れず。
関東の船ファンには有名な晴海ふ頭停泊船見学専用船(笑)
おりから東京港初入港のクルーズ客船「サン プリンセス」を海上から眺めるために乗船しました。
第6隻め 4月13日 「みやこどり」 大横川花見クルーズ 総トン数不明 初乗船
江戸情緒を残す深川の大横川沿いに咲く花見見物のクルーズ
江戸和船の保存会の方々が漕ぐ純木造の和船は実に心地よかったです。
第7隻め 4月26日 「シーフレンド7」 ㈱トライアングル 77トン 初乗船
今年完成したばかりの横須賀軍港巡りの新造船
黒い船体に赤い喫水線、赤と黒のダミーファンネルがかつてのフレンチラインの客船風で実にお洒落
空母「ジョージ・ワシントン」をはじめアメリカ第七艦隊や海上自衛隊のフリートを存分に眺めることが出来、乗り心地もなかなか良かったです。
第8隻め 4月26日 「かなや丸」 ㈱東京湾フェリー 3580トン 乗船経験数知れず
東京湾の玄関口、浦賀水道を東西に横断するという航路
東京港、横浜港、千葉港と言った大きな港に出入りするために南北に通過する船でラッシュ状態のなか、そこをほぼ直角に横断するという素人目には危険極まりないルートですが、その分シップウオッチングには最高です。
この日も横浜港を出港して浦賀水道を南下する「コスタ ヴィクトリア」を見るために神奈川県の久里浜から千葉県の金谷まで乗船しました。
第9隻め 4月26日 「しらはま丸」 ㈱東京湾フェリー 3351トン 乗船経験数知れず。
前述の「かなや丸」を金谷で下船した後、しばらく待って金谷から久里浜まで折り返し乗船。
この航路はもう何度となく乗っていますが、夜間に乗船したのは初めてでした。
第10隻め 5月4日 「ジュビリー」 東京港観光汽船 148トン 乗船経験数知れず
お台場から日の出ふ頭まで乗船
東京港の水上バス系の中ではデザイン的に一番好きな船です。
第11隻め 5月4日 「オセアンブルー」 リザーブドクルーズ 99トン 初乗船
ふらりと立ち寄った横浜の赤レンガパークで普段はチャータークルーズが多いこの船が一般向けの横浜港周遊クルーズをやっているというので迷わず乗船。
まだ就航して日も浅いこの船、外観ももちろん内装もお洒落で素敵でした。
※画像は別の日に撮影したもの
第12隻め 5月9日 第二矢切丸 矢切の渡し 総トン数不明 初乗船
東京の江戸川の東京側と千葉県側を結ぶ江戸時代からある渡し船。
演歌でもヒットして有名なようです(よく知らない)
フーテンの寅さんで有名な観光地の柴又にあるせいか、完全に観光地化されており見ている限り生活航路として住民が利用している様子は皆無
言ってみれば、矢切の渡しという名前の江戸川遊覧クルーズでした。
それなりに雰囲気はあるものの、FRPの船体と櫓漕ぎと船外機によるハイブリッド動力なのが残念なところです。
第13隻め 5月12日 「アンソレイユ」 富士五湖観光汽船 総トン数不明 初乗船
湖をめぐる観光船というと白鳥の形だったり、海賊船だったりという奇をてらったものか、モータークルーザーの親玉みたいな何の変哲もないスタイルのものが多いなかで、珍しくクラシック客船風のデザイン
河口湖の湖上から見る富士山も実に美しかったです。
第14隻め 5月13日「ル・グラン・ブルー」 リザーブドクルーズ 19トン 初乗船
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルが横浜運河クルーズに就航させたホテルシップ
小さいけどお洒落なデザインとカラーリング
後半部分の屋根は空が眺められる強化ガラスになっていて、最後部デッキから見たその屋根に反射して映し出された横浜港の建物や船の景色がきれいで印象的でした。
第15隻め 6月1日 「エスエスNANO3」 東京湾クルージング 総トン数不明 初乗船
期間限定で豊洲運河をめぐるクルーズに就航
見ての通り真四角な屋根のない船で、その分どこに座っても眺めは抜群。
少し前まで新聞紙上をにぎわしていた豊洲の新市場の予定地(といってもほとんどできていましたが)の広大な敷地をつぶさに水上から見ることが出来ました。
もちろんこのころはあんな騒ぎになるとは思ってもいませんでしたが(笑)
第16隻め 6月1日 「ヴァン・テ・アン」 ヴァンテアンクルーズ 1717トン 乗船3度目
珍しく東京港を出港する「飛鳥Ⅱ」のお見送りでティークルーズに乗船。
東海汽船グループ初のレストランクルーズ船ももうすでに27年が経過
でも内装はまるで古ぼけてはいませんでした。
※画像は別の日に撮影したもの
こうしてみると今年は初乗船の船が多かったですね。
明日は17隻めからラストの33隻めまでをご紹介します。
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