行く日程と場所の決まった僕達に待っているのは最大の難関
3、自分たちに合う「船」を決めることだ。
自分たちに合う船なんて乗ったこともないのに判るハズもない。
今度は船のうんちくを聞くためにまた休みを使って旅行会社巡り。
またこいつ達来てる! (・・?)
をよそ目にパンフレットを隈なく探す。
そして自宅に持って帰ったパンフレットは5センチほどの高さになっただろう。
その中から船の名前をインターネットで調べてみる。
調べれば調べるほど「敷居の高さ」を痛感する。
俗に言う「船用語」が分からない。
「エクスカーション」だの「オンボードクレジット」だのチンプンカンプンだ。
「船旅」を扱う会社も「船」を探しているうちにネット上で数社みつかった。
この幾つかの会社が本当に「船旅」を提供してくれるのかも分からないが取り敢えず行き当たりばったりでメールを送ってみた。
自分の本心をメールに綴った。
「初めて」である事、「旅慣れていない事」「英語はできない事」「田舎者である事」・・・。
つまり初めて乗る僕らでも気にする事なく楽しめて船上で誰か「頼りになる」存在がある事。
パックツアーではない事から「添乗員」はいないのだ。
初めての旅でこんなに心細い事はないだろう。
だから皆、パックツアーを選ぶんだろう。
前途したように一人っ子でワガママな僕は…である。
そんな幾社かの中で選んだ「船」はオーシャニアクルーズ。
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