いよいよ22日(今日)の夕刻、飛鳥Ⅱが我々の前に姿を現します。
これにともなって、飛鳥Ⅱにまつわる様々なデータも出てきたわけですが、
いわゆる"Ship-Fact"の項目で目を引いた数字がありました。
何かというと、「総トン数」の項目です。
クリスタル・ハーモニーの総トン数は、ロイズレジスターの登録値で、
48,621G/T
でした。これが、飛鳥Ⅱになって、なんと、
50,142G/T
になっています。およそ1,500トンの増加です。
船のディメンションに変化はありません(長さ241m、幅29.6m)から、内部容積
が1,500トン分増えたことになります。さて、どこがそんなに変わったのか。
新旧のデッキプランを見比べてみました。
大きな変更と思われる箇所は以下のあたり。
Neptune Poolの屋根吹き抜け部分 -> グランドスパ
Fantasia(Children Play Room) -> 和室
Neptune Pool -> リドガーデン
Kyouto -> 海彦
やはり"グランドスパ"でしょうね。
もともとハーモニー時代は、neptuneプールの開閉式の屋根の部分だった場所
です。ここを、11デッキのプールも含めて、11デッキ部分をリドガーデンにし、
さらに天井を設けて、本来何も無かった12デッキの部分にまるまるグランドスパ
を設けた格好になります。
これでついに5万トン超え。
屋内プールがなくなってしまうのはなんだかさびしい改造ですが、日本船とも
なれば、やむをえない処置なのかもしれません。クルーズエリアの問題もあり
ますが、日本船ってプールが利用されて無いですからね。むしろ屋外プールを
つぶしても良かったのかもしれません。
容積には関係ありませんが、もうひとつの注目箇所。
PUNIPさんのブログでもちょっと話題になっていましたが、キッズルームが無く
なっていますね。このあたりが、クルーズの一般化っていうのとは方向性が違う
日本という国のクルーズ事情なんでしょう。
飛鳥は今の客層を相手にしていてもいいのではないかと思いますが、他の客層の掘り起こしを、どこがどの船がするかです。
そうなるとyotajiiさんの提唱するディズニークルーズのアジア版がいいと思うのですが、そういうリスクを伴う冒険をする企業はないでしょうね。残念ながら・・。 話は変わりますが、本日飛鳥Ⅱのオープニングランを見に行ってきま〜す。
MOPASは期待出来ないでしょうし。やはりぱしふぃっくびいなすと言いたい所ですが、PUNIPさんの記事にもあるような状態ですからね。やはり"外圧"に期待するしかないのかもしれません。いっそ、SHKに対抗して太平洋フェリーでクルーズ船をって....無理かなぁ....(^^;)
航空機事業にも進出したHISに期待した時期もありました。いまでもちょっと期待してます。ただ傘下のクルーズプラネットさんは......何度か利用させていただいてますけど、やり取りしてる印象ではちょっと船オタ度が低い旅行社さんのような感じを受けているんですよね。
クルースプラネットのスタッフは毎度ポカをします。引継ぎがちゃんと出来ていない、連絡しといたのに留守に書類を送ってきたり、料金の計算を間違えたり、(アンダーチャージだからだまっていればそのままでしょうけど、気持ち悪いから電話しました) イマイチ信頼できない感じです。HISで航空券を頼む人はすごくできるんですけど。
cruise_qm2 さんも取引されてましたか。担当者によっていろいろなんでしょうけど、粒が揃っていない印象はありますね。HISさんは、決まっている旅程でチケットアサインするなら良い旅行社さんだと思うんですが、不確定な時に相談できる旅行社さんじゃないですよね。旅行社さん選びも難しいです。
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