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中国茶買出しツアー(香港)レポート その19 発射後

シリーズ  2018 香港 中国茶買出しツアー

ヌーン・デイ・ガンは正午の発射儀式のあと、30分間、大砲の設置されてる場所へ入る事が出来ます。

間近で見る大砲

ヌーン・デイ・ガン、そのいわれは...

1800年代半ば、当時の香港経済を牛耳っていたのは阿片商ジャーディン・マセソン商会でしたが、ジ社は東角に独自の砲兵中隊と護衛兵部隊を持っていて、大班が香港の港を出入りする際は祝砲を撃つのが伝統でした。 1850年代のある日、時の大班、ロバート・ジャーディンがイギリスから戻ってきたときに、最高の敬意を示す21発もの祝砲を撃ったところ、香港に赴任したての英国海軍将官が、このジ社の伝統を知らなかったので、「祝砲を撃つのは政府が海軍船を迎えるときに撃つものであって、一民間企業が撃つとは何事だ!!!」と怒り心頭... この罰則として、それ以降ジ社が香港の午砲を打つように命令したということなのだとか。 その後、この伝統は1941年12月、旧日本軍に香港を占領されるまで続き、戦後1947年8月に再開されます。 1961年に砲の音に対する苦情が増えたこともあり、海軍警察の好意により、現在使用している「ホッチキスマーク・1-3ポンド海軍速射砲」に変わりました。砲が撃たれると、8つのベルが鳴り、午前の当番が終わったことを知らせます。

実はこの大砲、個人でも打てるんですよ。
ご存知でした?
まぁ、結構な金額なんですけどね。
「マインドセット」というジャーディン傘下の慈善団体に個人なら最低HK$28000を寄付すれば良いそうです。
記念品として薬きょうのレプリカがもらえるそうですよ。


反対側から

銃のような引き金があるの解りますか?
後ろから

これです。

実際はこの引き金を引くわけではなくて、銃杷の処から伸びてる紐を引きます。
そうしないと大砲の反動で指持ってかれちゃいますから。
ちゃんと輪っかになってるでしょ?

面白かったです。
皆様も是非。

続く...

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