ホーランド・アメリカ・ラインのmsコニングスダムが410万ドルの浮遊美術コレクションを収蔵

ホーランド・アメリカ・ラインのmsコニングスダムは、船内に410万ドルという驚くべきアートコレクションを有しています。2016年4月に就航したこの船は、21カ国のアーティストによる美術館並みの作品1,920点を展示したフローティングアートギャラリーを誇ります。ホスピタリティデザイナーのアダム・D・ティハニ、アートキュレーターのアートリンク、YSAデザインによってキュレーションされた船内のアート作品は、船のデザインを引き立て、会話を弾ませる多様なコレクションです。

アート作品の価値は50～60万ドルで、デッキ、パブリックルーム、客室など、船内のいたるところで見ることができます。コレクションは、写真、絵画、ミクストメディア、イラストレーション、版画、彫刻などさまざまなメディアを使用し、音楽、ダンス、動きなどをテーマにした作品を紹介しています。オランダ、アメリカ、イギリスをはじめ、世界各国から集まったアーティストが参加しています。

最も大きく、最も高価な作品は、3つのデッキにまたがる60万ドルのステンレス製のアトリウム彫刻「ハープス」です。その他、ジェイソン・クルーグマンによる光の彫刻「Quad Helix」、オランダのデザイングループStudio Jobによるスワロフスキー・クリスタルの地球儀、Berg and Meyersによるユーモラスな彫刻「Rabbit」など、注目の作品が並んでいます。オランダ在住のアーティストによる大規模なチューリップの画像など、興味深い背景を持つ作品もあれば、ロイヤル・ゲーデヴァーゲンの陶器の建物やオランダ人アーティスト、ピーター・ゲンテナーの魅惑的な紙と竹の彫刻など、ユニークな視覚体験を提供する作品もあります。

現代作品に加え、船内のアートコレクションには、かつて姉妹ブランドのP&O Australiaに譲渡されたms Ryndamとms Statendamが所有していた歴史的な品々も含まれています。コニングスダムの船内にある多様なアート作品は、世界でも有数のアートコレクションとなっています。